大っ嫌いは愛してるだった〜第3話〜
別室にての事情聴取?
万が一、事故にでも巻き込まれていたとしたら、警察にはきっと情報はある。
そんなつもりで声をかけた。
警察署内は、いつも通りの喧騒で、
でも驚く程に私も冷静で、
ドラマの中でしか聞かないと思っていた言葉が、
私に向けて放たれていた。
実は、身元の分からない未遂者がいて、
ずっと探していました。
ご提示いただいた免許証の写真を見る限り、
ご主人で間違いないと思います。
詳しいことは、別室で話しをさせていただきたい。
そうやって、担当となる刑事さんに事情を説明することになった。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?

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