第六回 記憶の扉 ~病棟で出会った人~

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ないと




気づかない。




末期ガン患者の




あの人は




言った。








ガンになって




よかった




事が




一つ




ある。






一つある。










一つある。
















障害を




負って




気づくのでなく




元気な




時に




気づいていれば




命は




もっと




充実した




世界に




居た




だろう。




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