人生は時に不公平〜9〜
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特待生の話をけり、野球を捨てる覚悟を決めた。
正直言えば2年の時に県選抜大会でもの凄い投手と対戦した事があった、バットに当てるのが精一杯でこんなのありかよって思った。
そんな時に中学3年の夏にその人が1年で甲子園に出てるのを見て、1回2失点で降板してた。
それを見て凄くショックで野球への自信がなくなっていった。
そんな中、入試の時期が近づき、普通は私立を数校受けて、滑り止めだったり自信をつける為だったり受けるのだが
うちの母親はそれを許さなかった、金が掛かるからだそうだ。
この時期には進路の事での3者面談もあるが、来てくれなかった。
先生との2者面談だった、凄く先生に心配され同情され惨めで仕方なかった。
高校の学費も自分で払えと母親に言われ
どうして普通の家庭のような普通の生活が出来ないの、、、
溜まりに溜まったストレスから初めて母親にブチキレてしまった!
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