人生は時に不公平〜11〜

前編: 人生は時に不公平〜10〜
後編: 人生は時に不公平〜12〜

母親の不満がまたもや爆発した。

母親の旧姓は中村、父親の旧姓は小田部、そしてこの家族の苗字は根本。

確かに、おかしい、根本とは一体何処からきたのか?

自分の生みの母親が根本だったのだ。

なので、この苗字を名乗るのは嫌だったのだろう、洗脳されてすがるものに見放され何かきっかけが欲しかったのだろう。

幸い、妹は幼稚園の入学前、弟もまだ世間に出てない、だが自分は学生、今更苗字を変えるのは嫌だった、虐められるかもしれない、白い目で見られる、そんなの耐えられないと思った。

そして、親から告げられる自分の意思で決めて良いと。

決断したのは早かった根本で生きようと。

そして、自分以外は全員小田部という苗字になった。

ついに父親からも見放された気分だった。

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人生は時に不公平〜12〜

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