フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第37話 最終回

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前編: フツーの女子大生だった私の転落の始まりと波乱に満ちた半生の記録 第36話

ラストシーン 最終回

《ここまでのあらすじ》初めて読む方へ

あることがきっかけでショーパブ「パテオ」でアルバイトをしている大学生の桃子は、幾多の障壁を乗り越え、ついにはナンバーワンの座に上り詰める。桃子はオーナーの川崎に取り入り、強い復讐心と、完全なる頂点に立つため、店を取り仕切っていた玲子をパテオから追い出す。

女王様のようにスタッフ達を意のままに仕切るようになった桃子だが、早くもナンバーワンの座はミユという若いホステスに奪われそうになっていた。焦りと不安が桃子を追い詰め、店では傍若無人さで評判を落とし、彼女は過食嘔吐に陥っていた。

川崎が桃子からミユに乗り換えたことで桃子の転落に決定打が打たれた矢先、ずっと桃子を苦しめてきたあの悪夢が正夢だったことを知る。

逃げ場のない、闇の一本道で突然何者かに追いかけられ襲われる。憎悪の塊のような手に追われ、ついに階段から落ちていく桃子、地の果てまで堕ちていく感覚の中に、どこか、もうこれ以上堕ちることはないのだと安堵する自分がいるのだった。ついに最終回!



やっと…

これでもう終わるんだ。


堕ちるところまで堕ちて


もう、これ以上堕ちることはない…きっと。




…あの夢

正夢だったんだ、やっぱり



地下道へ通じる、闇から闇へと果てなく続くかのような階段






落ちている間、スローモーションみたいに感じた。


激しい痛みが伴ったのは一瞬だけだった。


不思議と恐怖はなかった。




あの黒い憎悪に満ちた手から逃れられたせいか


むしろ安堵感が大きかった。




崩れ落ちるように地面に体を横たえる自分の姿が


みんなの読んで良かった!