600㎞を越えろ~思いがけない絆~

前編: 600㎞を越えろ~始めの一歩~
後編: 600㎞を越えろ~赤い実弾けた~

しかし、平穏は続きません。
同盟が更に大きくなった頃、盟主が突如として何もやらなくなってしまい、雑用から合戦指揮…何から何まで私が担うこととなってしまいます。丁度同時期、勤めていた会社が他会社と合併し、毎日が日付変更線近くまでの激務。プラス、存続会社側なのにも関わらず他会社に実権を握られ、精神的に追い詰められていくという極限状態。そんな中、少しでも指揮した成果が失敗に終わると散々に責められ、ならば指揮を代わってくれと頼めば完全スルーされ…結局、責任ばかりを押しつけられるようになってしまい…リアルでもバーチャルでも自分の居場所を失い、最終的に同盟から逃亡してしまいました。すると、心配してくれた元同盟員の方から励ましの書状を貰ったり(K坂さんからも書状を頂きました)、中には私を追って来てくれた方もいらっしゃって…人を追い詰めるのも人だけれど、救うことが出来るのも人なのだな…と実感しました。そして、私を追って来てくれた数名で…小さくて戦力も弱い同盟だけれどワイワイ楽しくやれる同盟を作ることとなりました。そのコンセプト通り、ゲームよりもチャットで騒いでいる方が多く、でも温かくて居心地の良い同盟でした。ただ、それでも前の同盟のことが忘れられず、特に仲が良かった方々へは度々護衛用の陣張りに伺ったりしておりました(それすら皆で便乗する楽しい同盟でした)。本当はその方々に、同盟勧誘のお声かけをしたいと考えていたのですが…如何せん弱小同盟なので、上位ランキングに位置するには全く不向きな同盟でしたので遠慮しておりました。
同盟から逃亡した私は後ろめたさから足を運んでおりませんでしたが、私を追ってきてくれた城主のKJさんは、脱退後も旧同盟のチャットに赴き交流を重ねていらっしゃいました。すると、我々が脱退してから旧同盟は急激に活気を失ったと聞かされたこと、それを語っていたK坂さん自身が寂しそうだったとフィードバッグしてくれました。旧同盟衰退の原因の一端が我々にあるということもそうでしたが、憧れのK坂さんが寂しそうにしていた…と聞いて黙っていられる筈もありません。しかし、国内筆頭の射程圏内にいるK坂さんを弱小同盟にお誘いする訳にも参りません。なので、せめて少しでも楽しい気分になって貰おうと…K坂さんの本領周辺に皆で「K坂さん愛しています」「K坂は俺のものだ!」「ストーカー大量発生注意」など変な陣の名前をつけて、それを見たK坂さんが本領の名前で今の気持ちを表す(オラは人気者wなど)というやりとりを行っていました。

そんな日々が続き…ついにその瞬間はやって参りました。同盟加入申請が届いており、誰からだろう…と開いてみると…
ポーン(  Д )⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒...。....。コロコロ
K坂さんが…K坂さんが来てくれた…だと!?勿論嬉しかったのですが、信じられない気持ちと、弱小同盟である申し訳なさで複雑な気持ちになった私とは裏腹に、本人は「あのまま旧同盟にいても詰まらなくてモチベが維持出来そうもなかったので。」と非常にサッパリした様子でして。ならばせめて、少しでもK坂さんのお力になろうと決意して…間もなく、K坂さんの暴れぶりが見事すぎて弱小同盟ながら同盟順位はかなり上位となっていました。うん、私の助力なんてなくても、K坂さん位の実力者ならば自力で道を開けるってことだね…弘法筆を選ばず(´・ω・`)

ただ、同盟加入をして間もなく…K坂さんのキャラ崩壊が始まりました。K坂さんのイメージが宝塚の男役、例えるならばベルサイユの薔薇のオスカルみたいなイメージがあると伝えれば、何故か外部チャットでのアイコンをラスカルに変えたり、本領の名前までラスカルの城に変えたり。筒井順慶のカードがイケメンではないので、何かと嫌がる私を皆がからかっていたところ、仕事中にフォトショップを使用して、金髪のカツラを被った筒井順慶、肌の色がそれぞれ違う筒井順慶を量産したり…。どうもネタに走るオッサンみたいな雰囲気になってしまいました。
そして、決定的な出来事が訪れます。私はブログを書くのにAmebaを利用していたのですが、それを知らせたところ、同盟員が次々と真似をして登録し…その流れでK坂さんもAmebaにアカウント登録→アメンバー申請をしてくれたので、すぐに承認し…プロフィールを見て吃驚。一応ピグと呼ばれる自分の分身なるキャラクターは作成しているものの全て[次へ]を連打すると作られるグラフィックだったことも驚きの原因ですが…
何って…
男やんか!?!?!?!?!?!?
/(^o^)\ナンテコッタイ本当に女性だと信じて疑わなかったよ…(´ε`;)ウーン…でも、物腰柔らかいし、言葉遣いは優しいし…私よりよっぽど女性らしいと思うんだけれどなぁ。なんて、結局頭では男性だと理解しているものの、今一つ実感が湧かない私でしたとさ。


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600㎞を越えろ~赤い実弾けた~

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