口下手で八方美人だった私が、「思いを伝える力」をつけるまで その1
・自分の意見を言う
・自分がいいと思ったものを相手に伝わるように説明する
・大人数の前で喋る
私は今まで、「人に何かを伝えること」が本当に苦手でした。
人にいきなり意見を求められると言葉に詰まってしまうし、
ありきたりで無難なことしか言えず伝えるのが下手で、
自分の考えをバカにされないか・批判されないかが怖かったし、
Aランチを食べたくても、みんなに合わせてBランチを頼んでしまうような、
そんな八方美人で口下手な人間でした。
でも今はこうして、毎日ブログを書いて
自分の考えや心の内を不特定多数の人に発信しています。
OLを辞めて起業をして、
常に決断を迫られる働き方に自ら飛び込みました。
自分の意見を持ち、思いを伝え、自分の信念を基準に生きる。
その「楽しさ」を、日々感じています。
口下手で八方美人だった私が、今の私になるまで。
その物語を、ここに記します。
話は中学生時代に遡ります。
私は、同級生から受けたいじめをきっかけに、
嫌われる怖さがトラウマになり、”いい人”を徹底するようになりました。
▶︎参考記事
人の顔色を伺う癖が無意識に染み付いて、
「自分がどう思うか」「自分が何をしたいか」よりも
「周りがどう思うか」「周りから浮かないか」が大事。
人付き合いにおいては、自分の気持ちを優先せず、
嫌われず目立たず傷つかないような選択ばかりしていました。
高校生活も、大学生活も、楽しかったですよ。(これは本音)
周りから見た私は、”いい人” ”ノリのいい人”だったと思う。
でも、存在感はなかっただろうとも思う。
ニコニコして優しくて、でもいてもいなくても分からないような
”空気みたいな人”だったんじゃないかな。(自分で書いていて切ない…w)
居酒屋に行っても、よほど気のおけない相手でない限り
自分が食べたいと思ったものをオーダーする勇気もなかったくらいですから。
「私が選んだおつまみ、センスがいまいちだと思われたらどうしよう…」
「私が食べたくても、みんなは食べたくないかもしれないよなー」
本気でそう、思っていて(笑)
だから、メニュー決めは人に任せるのが日常でした。
そんな私の価値観は、
「深い痛み」を感じる出来事を起点に、少しずつ変わっていきます。
それは、社会人になり、24歳を迎える頃のことでした。
ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?
著者の堤 ゆかりさんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます