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17/4/28

口下手を文章力で克服!私が「思いを伝える力」をつけるまで その3

Image by Olia Gozha

後に結婚することになる彼と出会ったのは、


ストレスで心の病を患い、休職している頃でした。




自分の弱い部分や悩みや愚痴を誰にも言わず


今まで生きてきた私は、当時のしんどさも誰にも言えませんでした。




だけど、彼には不思議と、仕事の悩みを話すことができたんですよね。


出会って間もなくてお互いを知らなかったから、


その程良い距離感も良かったと思うし、


何より彼が持つ優しさや誠実さが、私を安心で包んでくれていました。






彼も以前勤めていた会社が忙しく


体調を崩した経験があったことを打ち明けてくれて、


「華やかな業界は大変だよね」と共感してくれました。




話し下手でたどたどしい私の話を、ゆっくり聞いてくれて


真剣に今後のことを一緒に考えてくれました。






彼が私の言葉を受け止めてくれて、すっごく楽になったんです。




人に自分の気持ちを伝えることで、味方になってくれる人が現れるんだ。


話にまとまりがなくても、話すだけで、聞いてくれるだけでこんなに救われるんだ。




彼は私に、そう教えてくれました。






出会ってから1ヶ月後、私たちは付き合い始めました。



その後も彼に相談しながら、仕事を続けるか悩んだけれど、


結局ブライダルの会社は退職することを決めました。




夢だった仕事を諦めることは辛かったけど、


彼に出会えて、自己開示の大切さを知れたという点においては、


大きな大きな気づきを得られた出来事でした。




「思いのアウトプットは、心のデトックス」なんですね♡







といっても、


・しっかりしなきゃ


・文句なんて言っちゃだめ


・強くなきゃ


そういった今までの”思い込みの前提”は、なかなか剥がれません。




本音を言葉にして発信することは、相変わらずハードルは高い。






でも、誰かひとりでいいんです。


自分の思いを言葉に乗せて、伝えられる時間。


そして自分が素直になれる場所が、誰しも必要です。




私にとってそれは、今の旦那さんです。






もしあの時、私が誰にも思いを伝えられず、


今までしてきたように溜め込んでしまったら、


引きこもっていたかもしれないし、


社会復帰が遅くなっていただろうとも思う。




そう考えると、本当に旦那さんには頭が上がりません(笑)








会社を退職後しばらくして、私は転職活動にチャレンジ。


半年間かかりましたが、正社員で内定を取り、新たな環境で働き始めます。


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