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17/4/28

口下手を文章力で克服!私が「思いを伝える力」をつけるまで その5

Image by Olia Gozha

こうして私は、弱さを誰かに見せる強さを得たことで、


うまくストレスを発散しながら、仕事を卒なくこなしていきました。




それから、彼とは2年付き合って、2012年に入籍!


幸せを感じる穏やかな毎日を過ごしていました。



ですが、私を待っていたのは新たな”葛藤”でした。




結婚式を無事に終えて、28歳。


入社して3年目を迎える頃のことです。




思い入れもありそれなりに一生懸命働いていたのに、


急に店舗の異動を言い渡されました。




最初は納得いかなかったし、大好きな上司との別れは寂しかったけど、


異動先の店舗もいい人たちばかりだったので、環境には恵まれていたと思います。




でも、異動したことで仕事量が一気に減ったんです。




最初は、嬉しかったですよ。楽して同じお給料をもらえるーって♡(笑)


でも、それは次第に「物足りなさ」に変わっていきました。




早いと仕事が午前中で終わっちゃうような余裕ぶりに、


「私はこのままここで同じ仕事をし続けて、時間を持て余して、


歳を重ねていくって……本当に私はそれでいいの?」と


漠然とした不安がよぎるようになりました。







今思えば、


「30代からの自分の働き方」を模索し始めたことが、


私が八方美人を卒業する最初のきっかけです。






危機感や不安、不満といったネガティブな感情たちが


「おーい、あなたはこのまま、目標もやりがいもなく


なんとなく時間を浪費する人生でいいのかい?」と聞いてくれました。






・みんなはこうしてる


・常識的にはこうだ


・周りはこう言ってる


・こっちの方が無難だ




今まで外に向けていたベクトルを、内に持ってくる作業。


それが、「”本当は”私はどうしたい?」という自問に集約されます。






当時は、ブログや日記なんて全く書いていなかったので、頭の中で考えていました。




「このまま歳を取るのはなんだか嫌だ。」→「何で?」→


「目標も趣味もなく、時間を持て余してる気がする。」→「どうしたい?」→


「何か打ち込めるものが欲しい!」→「じゃあ、何する?」…




こんな感じで、自分がもうひとりの自分とで


頭の中でなんとなく会話のキャッチボールをするようになりました。




そうすると不思議と、自分に必要な情報が入ってきたんです。


無意識にアンテナが立った状態になるんでしょうね。




それが当時の私にとっては、旦那さんのアドバイスだったわけです。


▶︎参考記事

専業主婦を夢見た事務職OLが、夫婦で起業した話⑥



私は今まで、誰かの顔色を伺って、多数意見に乗っかって

波風立たないように、目立たないようにして生きてきました。

でも、「本当は今のままじゃ嫌だ!」という心の叫びに耳を傾ける意識が、

この頃から少しずつ芽生えます。

「本当は私はどうしたい?」の問いかけをきっかけに副業を始めて、

ついには自分の意思でOLを辞めるという選択をしました。

人生を変える、大きな大きな決断でした。

(詳しくは、参考記事の自己紹介ストーリーをぜひ読んでくださいね♡)

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