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17/5/11

アダルトチルドレンで、アスペルガー気質の私の話しー3歳

Image by Olia Gozha

 

2歳までの記憶は幸せなものだった。

誕生日を祝われたり、楽しい気持ちが多かったような気がする。

両親はタクシーの運転手に親バカと言われるくらいに私を可愛がったらしい。私はそれに幸せを感じていた。

しばらくして双子を母は妊娠した。母がつわりで私の相手が出来ないと、よく私は泣いて嘔吐していたらしい。双子の弟達が生まれ、私は、母と一緒に弟達の面倒をみることもあった。

しかし、まだ、3歳程度の私は、双子の面倒に掛かりきりになった母からはあまり構われなくなった。

多分それから。私が不安定になったのは。

どうして母は気づいてくれなかったのだろう。

私はまだ3歳で、まだまだ遊んで、振り向いて欲しかったのに。何故面倒を良く見てくれた、と言う認識なんだろう。

私は、4歳になる頃には良く家出をするようになっていた。寂しかったし、つまらなかったから。つまらないことは、ほうっておかれて寂しいことだった。だから、私はそこから逃げたかった。家を、自分の居場所だとは、あまり思えなかった。



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