ベンチャー企業から海外スタートアップへ。20代最後の夜に想うこと。
実は今日、2013年5月20日は、29歳の最後の夜なんです。
ということで、少しおセンチな気分になりながら筆をとってみる。
30歳になる自分へお土産がわりに書こうと思う。
自分の色んな体験や記憶が風化して「20代何してたっけ?」とならないように。
10年後に見ても恥ずかしくない内容でありますように。。
【渋谷のベンチャー企業で丸7年】
1年目:法人をターゲットに営業活動
持ち前の老け顔を武器に、ハッタリ営業が功を奏し成績を残す。
ロジカルに動かなきゃと思いながらドアノック営業を続ける日々。笑
この1年で10回以上、上司より先に名刺交換させてもらいました。viva貫禄。
2年目:新規事業立ち上げ①
社内のインキュベーション制度によって新規企画が通り、ウン千万ほどの予算を持ちサービスローンチ
お金の大事さを痛感したのもこのとき。
しかし1人でやっていることの寂しさから若干のホームシック状態に陥る。
3年目:新規事業立ち上げ②
違う新サービス立ち上げのため新たなボスを得てサービスローンチ
チームっていいなーって思いながら走り続ける。でも2人のチーム。
4年目:企画/マーケ/アライアンス
所謂、1人コングロマリット的な業務に就き幅広い業界や人と向き合い仕事をする。
業界問わず、アライアンスパートナーの売上を上げるためには?と四六時中考える。
5年目:マネジメント①
実はここで初めて自分のチームを持つことに。(寂しがり屋の割に個人商店的な環境がお好みだった)
万人規模イベントの企画運営もやらせてもらい、ネットベンチャーの割にリアルイベントっていいなーと思うことしばしば。
6年目:マネジメント②
後輩を育てることに喜びを感じはじめ、マインドコントロールの仕方をまじめに勉強してみたりした。笑
チームビルディングは、KPI等の数値指標とマインドのかけ算が成長を加速させると実感。
7年目:セルフマネジメント(もはや仕事じゃない?)
チームマネジメントをする一方で、個人的なネットワークを積極的に作り始めセルフマネジメントに力を入れだす。
この頃、尊敬する社内のメンバーが新境地に向かいだす。M&Aからの新会社社長。海外現地法人の設立。
と、まあこんな感じに、
ベンチャーのイケイケドンドン具合を味わえて、
高い予算をもらい社内起業も味わえて(結果サービスクローズしてますけど、)、
コングロマリットウェルカムな環境のおかげで各業界知識経験が得られて、
チームビルディングのようやくロジカルな考えと方法を身につけられて、
立場を悪用(もとい活用)したネットワーキングもさせてもらえて、
もはや転職を何回か繰り返したような各様な実務が味わえる。
要は、
ベンチャーで働くことってとんでもないメリットがあるなと。
もちろん、私が働いている会社が特徴的にそうなのかもしれませんが、あまりどこも変わらないはず。
給与を頂きながらこんな経験ができるのは、
どこかの大学で座学しているのとはわけが違うんですね。
この経験をお金に換算したら多分私払えませんww
非常に貴重な経験をさせていただきました、またたくさんの人にもお世話になりました。
あ、断っておきますが私、退職してませんよ。
センチになってたらいつのまにか過去形になってただけ。
・・・
新卒から丸7年働いた渋谷のベンチャー企業は、
ベンチャーから大手企業の仲間入りをしようとしていて、
従業員数も1,000人を超える規模に。
そして私は今、20代というボーナス期から30歳の仲間入りを迎えようとしている。
20歳に想っていた、「30歳までに起業する!」こんな気持ちを持ち続け30歳を迎えるわけだ。
ちなみ「20代ボーナス」といっているのは、
「20代なのに、そんなことやっていてすごいねー」と人に評価されることが割とあったりする、
「30代なのに、そんなことやっていてすごいねー」とはならない。
この意味で、20代は結構仕事がしやすいのである。
違う言い方をすれば、30代はすごいことやって当たり前なのである。と勝手に私は思っている。
じゃあ、40歳は?50歳は?これはまた別の話しということで。
で、20代で起業する!の想いは実現するわけなのです。
しかも自分がこうなったらいいなーと思っていたとおりのシナリオにのったわけなのです。
どんなシナリオかというと、、、
これはまた別の機会に。30歳になったら続きを書きます。(明日30歳になるんですけどね)
海外で働きたいし、日本好きだし、今の会社好きだし、人を喜ばせること好きだし、
全てを具現化したいって考えてたら実現できる土俵が少しずつ整ってきたんですね。
やれるような気がしてます。
自分が好きでやっているコトが人をハッピーにできていたなら嬉しすぎる。
色々お世話なった全てに恩返しできたらいいですね。
29歳の自分、ご苦労さん。
30歳の自分、お前ならもっとやれる。Don't think.Feel!!
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