鬱で歩行困難な30代失業者が「進撃の巨人」に感動し1人起業した話
そんな何かを感じながら自分にできる仕事がないか探していた折、
私は心身強化のために始めた合気道や座禅を通じインターネットである動画に出会った。
たまたま「禅」という言葉で検索していたら強烈なインパクトを持ったある男性の動画があって、
還暦を超えているにも関わらず、筋肉隆々でなおかつ自分でインターネットビジネスを立 ち上げ悠悠自適な生活を送っている。
最初、私は禅の世界や彼のおこなう筋力トレーニングに興味があって見ていたのだが、
だんだんと彼のように自分の思い通りに主体的に生きる人生に憧れを抱くようになっていった。
しかし、彼のブログやメルマガを見ながら、最初は自分でブログを書いたりすることなど
とてもハードルが高いように感じた。
ブログ自体それまで一度もやったことがなかったので、図書館で見つけたブログの本を借りとりあえず無料で作れるブログを立ち上げ
ブログってどんなものなのか実際にやってみることを決断。
また、これには私が鬱に陥ったことを通し自分の感じた思いや考えなどを外の世界に向けて伝えたいという思いもあった。
かくして、私の静かな第一歩はスタートした。
Chapter2.ブログの原点
最初立ち上げたのはシーサーブログという無料で誰でも使えるブログからで、
テーマは日々の生活の中で気づいたことを気ままに書き留めるブログ。
動画の男性が自身のブログの中で紹介していた「一つのことにひたすら集中する」
という禅の教えを軸にしたものだった。
そして、もう一つはアメーバブログ内にある「アメーバ大喜利」に関するブログで、
アメーバ大喜利というのはあるお題に対して自分でユニークなボケを考えて投稿するというコンテンツなのだが、
毎日頭の体操のためにやっていたその記録をブログという形で反映させていくことにした。
ブログはやり始めると面白く、しばらくしてからブログにコメントがついたり
少しずつ私のブログに訪問してくれる人が増えていった。
最初はブログなんてただの暇つぶしがやるものだと思っていたが、自分の発信したことが ダイレクトに反応として返ってくる。
そんな楽しさに私は気づき始めたようだ。
そして、ブログランキングと呼ばれる人気ブログを紹介するサイトにも登録しついに二つのブログはそれぞれのカテゴリーで1位 に!
ジャンルがいくぶんニッチなこともあって同じようなテーマで書いている人があまり多くないというせいもあるのだが、
単純にそれだけ多くの人が訪れてくれたこと、そして何かの分野で1位になれたことが嬉しかった。
会社員としては30代半ばになっても長い間本当に芽が出なかった私だが、
ブログを通してかすかな自信がわき上がり
ここでの小さな成功がその後の大きな成功への糧となった。
Chapter3.メンターとの出会い
そうして、ブログを書くことに精を出す一方で男性のブログやメルマガを読みながら
週1~2日、二時間半のペースで筋力トレーニングに励んだ。
元々以前からジムには通っていたのだが、なかなか見た目の筋肉がつかず悩んでいた。
しかし、彼の理論をトレーニングに取り入れたところ、短い期間で胸板や色々な部分の筋肉
がどんどん大きくなり、
それまで常にやせ型と判定されていた体重も適性体重までアップするようになっていた。
私が筋力トレーニングを始めたのはもちろん単に見た目の筋肉をつけたい
という理由もある。
ただ、それ以上に今思うのは自分の全身の力を集中させることにより限界を超えるという経験にあるように思う。
「精神は肉体に宿る」というが、まさにその通りで以前は全くできなかったベンチプレスもいつの間にかやることが楽しいと思えるほどになっていた。
そして、肉体の鍛錬と並行し朝はリラックス用のBGMを聴きながら瞑想、
夜寝る前には座禅ををおこなう。
退職しすっかり仕事を離れていたが、筋肉と精神がバルクアップしてきたせいか
だらけることはなく毎朝早起きし、洗顔料で寝ている間の垢を落としさっぱりした気分で朝から机に向かう。
もちろん、ブログだけでなくパソコンに関する勉強や様々なジャンルの本を読むなど
退職後しばらくの時間を自分に投資できる時間と考え取り組んでいった。
そんな日々を送りながら、私はまたその後の人生を変えるある人物の動画に出会うこととなる。
しばらく無料のブログを使っていた私だったが、やがて自己満足にとどまらず自分の発信
したブログで稼ぎたいと本気で思うようになり
有料で使うことのできるワードプレスというブログシステムを使うようになる。
本気で稼ぐためのブログならそれまで使っていた無料ブログより
有料のワードプレスがいいということを本で読んだのだが、私が最初に影響を受けた男性のブログには実際の詳しい立ち上げ方などがなくどうしていいかわからなかった。
そのため、一つ一つの手順を同時に確認しながら進めることのできる動画を探していたのだが、今度は自分より年齢が若い男性の動画に出会った。
色々な動画を参照しながら作業していたが、彼の解説はすごく丁寧で他のどの動画よりもわかりやすかった。
何より声がよく通り、直接会ったことはないのにまるで目の前で彼が自信に満ちた顔で説明しているかのような不思議な存在感が感じられた。
また、その様子から彼も私が最初に動画で知った男性と同じようにネットビジネスで悠々自適な生活を送っていることが本物であるとうかがい知れた。
「なんで自分よりはるかに年上や年下の人間がこんなにすごい生活を実現できるんやろ。
ネットビジネスってそんなにすごいもんなんか!?」
そんなふうに感じた私はますますネットビジネスに対する興味を持ち
彼の配信するコンテンツやメルマガを一通り見ながら
ちょうど彼がこれから主催するという企画で本格的に勉強していくことを決めた。
年配の男性に続き、いわゆる私にとってネットビジネスにおけるメンターができた瞬間でもあった。
稼ぐ方法はアフィリエイトと呼ばれるネットビジネスの手法の一つで
需要のあるキーワードを元にした記事のブログを作成し、それにアクセスを集めることによって広告収入を得るというシステム。
思えば彼の企画に参加するために投資した費用は当時の私にとっては非常に大きく、
最初は何回も参加を迷ったが
休職と復職を繰り返し退職となり会社員には向いていないと感じた私は何か自分で自信をつける体験、そして組織に頼らず自分の力で稼ぐことを実感したいと思い考えに考えた末参加を決めた。
さらに企画が始まる前、私はより気を引き締めるため新しい手帳を探し買うことにした。
私はそれまでポケットサイズの小さな手帳を愛用していたのだが、これからの未来は大きなことがいくつも起こるような刺激的な人生にしたいと思い、サイズが大きく内容の豊富な手帳を買うことに。
そう思って「7つの習慣」で有名なコヴィー博士の「フランクリンプランナー」を買おうと思ったが、
実物を見て値段の高さと使いこなせるかどうかのハードルが高過ぎたため断念した。
そんな折、フランクリンプランナーの入門編である「7つの習慣入門手帳」と出会う。
値段はフランクリンプランナーより安価だが、内容は充分過ぎるほどでむしろこちらの方 が使いやすそうだったので、こちらの入門編を購入した。
また、昔図書館で借りて読んだナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」が
上下巻の文庫本になっていたのでさっそくこちらも購入した。
原版はとても分厚く読むのにすごく抵抗があった思い出があったが、こちらはどこでも持ち運べるサイズでいつでも読めるのですごく嬉しかった。
Chapter4.コンサル企画スタート!
そのように自分のマインドを高めるための準備も整ったところで、ほどなくしてコンサル企画はスタートした。
基本は適時、メンターにわからないことを質問したり方向性や進め方を相談しながらおこなっていくいわば自学自習スタイル。
中学や高校の頃、通信教育の「進研ゼミ」で自習の習慣があったせいかこのスタイルは私にすごく合っていたようで、パソコンの調子が悪くなった際はネットカフェで作業をしたりと
どこで作業をすることも苦にならなかった。
そして、企画に参加したメンバーは私以外にも本当に色々な人がいて本業を抱えながら取り組む人もいれば私と同じように病気になって普通の仕事ができなくなり取り組んでいる人も。
普段はそれぞれが一人で作業しているわけだが、メンバー専用のネット掲示板に自分の状況を書き込んだり時には一緒に顔を合わせて飲んだりしながら良きライバルとして刺激を受けながら取り組んだ。
作業をおこなうブログについては以前書いていた無料ブログのように自分の思いや考えをひたすら書いていくものではなく、
世間で需要や関心のあるテーマをもとに自分で調べ記事にしていくというものだったので最初は正直書き方の違いに戸惑った。
また、芸能人などの情報について書いたりもするのであまりそうしたことに関心のない私 にとっては最初苦痛のように感じられた。
正直、見ず知らずの人のプライベートなんて自分からすればどうでもいいことである。
しかし、記事の書き方に慣れてくると芸能人などに関心があまりないことがプラスに働いているように感じた。
テレビや芸能系に普段はあまり興味のなかった私だが、そんな俯瞰(ふかん)的な目線でいられるからこそネットを使っているうちに調べものにハマり過ぎることなく作業に集中できるのかもしれない。
最初は苦手だった芸能関係も記事を書くことでいつの間にかだんだんと楽しみになっていた。
Chapter5.聖地巡礼
やがて、ブログからの報酬も徐々に出始めた頃、私は松下幸之助さんの創業地に赴いた。
「経営の神様」と呼ばれる松下さんの創業地が思ったより身近な所にあることもそれまで全く知らなかったのだが、
自分で稼ぎ始めたのがきっかけで経営者を目指すのならこの場所を知り訪れたいと思うようになった。
ドラマやアニメの世界で言うならそうした世界のゆかりの地をめぐる
聖地巡礼といったものに近いかもしれない。
創業地の石碑には、まさに今の自分に勇気を与えてくれる言葉が書かれていた。
自分には
自分に与えられた道がある
広い時もある
せまい時もある
のぼりもあれば くだりもある
思案にあまる時もあろう
しかし 心を定め
希望をもって歩むならば
必ず道はひらけてくる
深い喜びも
そこから生まれてくる
石碑に刻まれた言葉をじっくりと読みながら「自分を信じて進んでいこう」と
素直に思った。
他にも私はこうした聖地とも呼べる心のより所となる場所を持っている。
もう一つは心身の鍛錬のために始めた合気道の生みの親・植芝盛平翁が祭られている
「サムハラ神社」である。
この神社は私が初めて休職となった際に訪れたのだが、絵馬をもらい願い事を書きこんで持ち帰り今も自分の机の前に飾っている。
また、その隣には私が映画館で手に取った進撃の巨人のビラと、大好きなロックバンドエアロスミスのボーカル、スティーブン・タイラーのポスターとが同じく仲良くならんでいる。
進撃の巨人のビラに書いてある「運命に挑め、戦わなければ勝てない」
という言葉も気力を高めてくれた。
そして、さらに私の家からも見える大阪の新たなシンボル「あべのハルカス」。
ハルカスの近くにあるジムや買い物に行く時、家からは一駅以上の距離があるのだが
私はあえて歩いて通っていた。
ビジネスのことで考えに考え抜いたあと、ハルカスを目指して気楽に散歩していたら
色々なアイディアが次々と浮かんでくることもあったし、
何より地元にあるこの大きなシンボルはいつしか私の心にそびえ立つ塔となっていた。
「あの塔のように唯一無二の、天高くどこまでも昇る存在になりたい」
そんな思いを抱きハルカスを見ながら一歩ずつ歩き続けた。
Chapter6.朝飯前の戦い
私の毎日の作業は早朝から始めるのがすっかり習慣になっていたのだが、
そんな戦いの毎日である朝の目覚めは瞑想を終えた後、激しいビートの音楽から始まる。
和楽器バンドの
「千本桜」
イングウェイ・マルムスティーンの
「Never Die」
TOM✩CAT の
「TOUGH BOY」
なんかをボリュームマックスで聴きながら
ブログに集まった前日のアクセスの結果を専用の解析ツールで分析する。
激しいドラムのビートに乗せて私の心拍数と脳の回転はどんどん高まっていく。
一日のスケジュールは前日に携帯の画面に打ち込んだメモをToDo リストがわりにして、それをもとにこなしていく。
メモといっても、朝・昼・夜と一日を三部門に分け、それぞれの時間帯にすることを
おおまかに入力しているだけ。
私の性格上、色々書きすぎると混乱しやすくなるのであくまでも最小限の書き方にしている。
会社員として仕事をしていた時は色々なことを同時にこなしていかないといけない
いわゆる「マルチタスク」な状況のため、
次から次に来る指示や、優先順位を常に考えたり、並行してやることによってよく頭が混乱し不安定になりやすかった。
それに、比べ自宅での私の作業は誰から指示されるわけでもなく
指示するのも実際におこなうのも私自身。
もちろん、その分自分で自分のやる気や進み具合をコントロールしていく必要はあるが
朝ご飯の前にサクッと記事を完成させてしまうこともできるようになったり
慣れてくるとまさに朝飯前の状態で
「会社の仕事よりよっぽど気が楽やん。全然悪くない環境や。」
そう思いながら毎日取り組んでいった。
Chapter7.戦士の休息
そして約4万円台の収入が出始めた頃、一時期私のパソコンのキーボードが全く動かなくなるというトラブルが発生した。
色々確認してみたがどうやら軽いエラーではなく一度修理に出す必要があるようで、
しばらくの間作業はネットカフェでおこない、それ以外の時間は自宅で作業ができなくなってしまった。
そんなこともあって、私はかねてからの自分へのご褒美ということで
DVDを3枚購入した。
以前TSUTAYAに訪れた時、3枚で3000円とあったので前から気になっていったのだが、
それまで一日のほとんどをひたすら作業する時間に当てていた私はDVDを買うのも自粛していたため、今回ようやく買えるきっかけになったと思い何だか嬉しかった。
「タイタンの逆襲」 「嵐が丘」 「シャーロックホームズ」
の3枚を購入
どの作品も非常に面白く、実際に映画館で観たこともある「タイタンの逆襲」は
画面いっぱいに現れるボスキャラ・大巨人クロノスが「進撃の巨人」とも重なり
特に私の心を熱くした。
また、その年の秋に世界的なシンガーソングライター、エルトン・ジョンが来日するということでこちらもすぐにチケットを予約し観に行くことにした。
私は高校の頃から趣味でピアノやキーボードの弾き語りをしているのだが、そのお手本とも言えるのがエルトン・ジョンだった。
元々、音楽を始めたきっかけは中学時代に B'z(ビーズ)の「ALONE」という曲に出会っ たこと。
夕焼けの情景がリアルに思い浮かぶような感傷的なバラードに感動し、いつかボーカルの稲葉さんのように歌ってみたいと思った。
中学時代はまだ実際に歌うまでにはいかなかったけれど、高校時代に楽器屋で偶然見つけたボーカルの教則本をもとに独学でボイストレーニングを始めた。
そんな稲葉さん自身が影響を受けたという洋楽にも興味を持ち、ザ・ビートルズをはじめ色々な音楽を聴き始めた。
ビートルズの名バラード「LET IT BE」を聴いた時は「ALONE」を聴いた時と同じか
それ以上の衝撃を感じたのだが
偶然にもビートルズから「トル」を取る(トル)とビーズになるのね(笑)
そして、ボイストレーニングを始めてから高校三年の文化祭でついに念願のステージに出場することになった。
エルトン・ジョンの「Your Song(僕の歌は君の歌)」やザ・ビートルズの「LET IT BE」をピアノの弾き語りで歌い、観客からの予想以上の大きな反響と拍手に包まれ無事にステージは終了。
そんな、学生時代の思い出を振り返りながらエルトン・ジョンのステージを今か今かとまち わびた。
ライブが始めると、大きな歓声と拍手に包まれ我がレジェンドは遂に姿を現した。
60歳を超えているにも関わらず会場のスクリーンに映し出されるピアノの指さばきはまさに超絶。
その声は若い頃よりもさらにパワフルで厚みがあり、「僕の歌は君の歌」では感動のあまり自然に涙があふれ一緒に歌っている自分がいた。
パソコンが一時期使えなくなったことによる束の間の休息だったが、
「やっぱ、こうやって本当に自分が好きなものに触れるのはいいな」
と感じながら
私はそれを新たな原動力に変え再び進み始めた。
Chapter8.秋の花火
そして、いよいよコンサル企画も最後の時期が近づいていた。
それまで毎月3~4万円の金額は稼げるようになったものの、
そこから抜け出すのが思ったより難しく企画で期間内に目標にしていた10万円にはまだ届いていない。
「普段丸一日働いている人より時間があるのに」という思いで非常にはがゆい気分だったが、せめて最後に5万円の壁は破りたいと思った。
もちろんメンターにも色々とそのことについて相談していた。
時々メンターにサイトをチェックしてもらい改善策を一緒に話し合っていたが
その際にメンターから
と、お墨付きの言葉をもらっていた。
私もその言葉を聞き
と、メンターと自分のやり方を信じながら記事を書き進めた。
そして、秋もすっかり深まってきたある週末。
解析ツールのリアルタイム表示を見てみると一つの記事が大きくヒットしていた。
それにつられるようにその記事からリンクさせておいた他の記事もヒットし始める。
その日はもう時間も残り少なかったが、最後の粘りの如く
リアルタイムでどんどん色々な記事が花火がポンポンと爆発するようにヒットしていく。
アニメ版ドラゴンボールで言うならフリーザの名セリフ
「ザーボンさん、ドドリアさん。御覧なさい。綺麗な花火ですよ!」状態だ。
そして、翌朝いつものように起きて収益の結果を見てみると昨日の終わり値が
5万円を更新していた。
やり切った!
とにかくやり切った。
最後の月に入り 10万には到達していなかったが、5万円を超えた時点でさらにやる気を高ぶらせようととにかく「調子に乗る」ことにした。
調子に乗るという言葉は個人的に二つの意味があると思う。
一つは「無自覚に」調子に乗るという通常使われる意味。
そして、もう一つは主体的に自覚して文字通り「調子」という「波」に乗ること。
波乗りは波に乗るだけでなく、そこから落ちることにも気をつけながら主体的に操縦して いる。
だから私は自分で舵を取りながら調子という波に乗ることにした。
そして、私と同じく企画に参加していた他のメンバーに5万円を達成したことをメンバー専用の掲示板に書き込むと、思いもしなかったほど本当にたくさんの「おめでとう」メッセージが届いていた。
これまで他のメンバーの目標達成の書き込みに刺激を受けて、嫉妬と同じぐらいに自分も負けじという気持ちでやってきたが、メンターやメンバーの存在は改めて本当にありがたいなと思った。
嫉妬は決して悪いことではない。
嫉妬「だけ」で終わってしまうことがよくないのだ。
最初の頃はそうした「負」のパワーを転化して自分をばく進させてきた。
今もそれはあまり変わらないような気もする。
そして、この5万円を達成したのをはずみとしその後時間はかかったが10万円も何とか達成することができた。
しかし、すぐに「自分の挑戦はまだまだこんな所では終わらない」という気持ちになった。
これからさらに何倍も何十倍も何百倍も最終的に稼ぎ
自分が本当に望む人生を歩むために私は動かなかった足でしっかりと立ち歩み続ける。
大好きなB'z の「RUN」の歌詞が脳内に流れてきた。
「荒野を走れ どこまでも冗談を飛ばしながらも。
飛べるだけ飛ぼう地面蹴り付けて、心開ける人よ行こう」
この歌詞のようにひたすら突っ走ってやろうと新たに思った。
「人生の旅は今始まったばかりだ」
展望台を後にした私の足は再び軽やかに動き始めていた。
終わりに
私が歩んできたストーリーを最後までご覧いただきありがとうございます。
長々と思うままに書きつづってきましたが私の原点である無料ブログに久しぶりに立ち返 ったような気持ちになりました。
本編の中にも少しありましたが、このストーリーもじっくりパソコンに向かいながら考えた
わけでなく散歩しながら、頭に浮かんできたものをそのつど携帯のメモに打ち込み帰ってから入力しておいた当時の内容を元にパソコンで編集していきました。
なので、けっこうその時に感じたそのままの気持ちを自由奔放に書きつづっています。
多少支離滅裂な部分もあったかと思いますがどうぞご了承ください。
少しでも「どんな人間なんだろう」と興味を持っていただければ幸いです。
ということで、今回のストーリーズでは私が最初に自分の力で稼ぐきっかけをつかむまでに至った道のりを当時の心情を中心につづってきましたが、
ネットビジネスのことについてもしご興味があれば私自身が運営しているブログの方もどうぞご覧ください。
もしネットビジネスで人生を変えたいと思われたなら共に楽しく学びはじけまくりながら人生を謳歌していきましょう。
誰もが人生という大舞台に立つアーティストなのですから
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