3、明けない夜も止まない雨も大嫌い! 〜摂食障害・自殺未遂・風俗・中絶等・・波乱万丈な人生を経て、伝えたいたった一つのこと〜
私が伝えるべきこと
「明けない夜はない」とか「止まない雨はない」という言葉が嫌いだ。
どちらも、自然の摂理だからだ。
自然は息を呑むのどの美しさを私たちに与えてくれるが、
時にとても厳しい。
一方で、私たちは、
自然の一部である「人」であると同時に
自由意志を与えらえた人と人の間に生きる「人間」である。
そんな
私たち人間の持つ愛の力や可能性とは、
今この瞬間、
誰かが夜が明けない絶望の淵にいるならば、
一緒に星を見上げようと言える優しさ
や
今この瞬間、
誰かが雨が止まない悲しみの底にいるならば
そっと傘を差し出せる優しさ
を持っていることではないかと思う。
だから私は、こう言いたい。
明けない夜が来たならば、
「 そばにいるよ 」
「 一緒に未来を切り開いていこう 」
と。
止まない雨が降っているならば、
そっと傘をさし出して、
「 迎えに来たよ 」
「 一緒に暖かいところに行こう 」
と。
私たちは、夜が明けることや雨が止むことを待つことなく、
今この瞬間も
” 自らの力で、悲劇にピリオドを打ち、喜びに変えることができる愛の力 ”
を持っているのだ。
そう信じられるようになったのは、
私に与えられた困難という名のギフトのおかげだ。
とてもじゃないが、最初からそんなセリフが言えるような人間ではなかった。
まずは、私に訪れた最初の挫折について
話したいと思う。
著者の鈴木 智香子さんに人生相談を申込む
著者の鈴木 智香子さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます