3つめの病院 私の脳腫瘍を知った母

前話: 2

しばらくして、病院に母がきた。

泣きじゃくっている私に対して、母はすごく冷静にしていた。

「なんでこんな冷静でいられるんだ」とも思ったが、今考えると母があの時、私と一緒に泣いていたら
私のテンションはもっと落ちていただろう。


母がついてから、もう一度診察室へ行き同じ説明を受け、医師からは、違う病院を紹介すると言われた。

そして、タクシーで次の病院へ急いだ。

もう診察が終わるギリギリの時間でその病院につき、診察を受けた。

新しく行った病院の医師からは
「いやーここまで大きいのに立てるの?!

でも心配しないで、
多分ウチにいるある先生を紹介するけど、その人がこういう箇所の手術が得意だから。」

と行ってくださり、安心をした。


 診察が終わったあと、夕暮れで母が

「何か食べる?」といってきて、
近くのファミレスに行ったが、
病気であると知った衝撃から
何を食べても味はしなかったのを覚えている。

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