【第6話】念願のNY派遣で再び試練 英語が話せない崖っぷちOLがTOEIC満点取得し起業するまで

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TOEIC満点の私が七転八倒しながら

英語をマスターしたストーリーの第6話です。


TOEICのハイスコアが認められ、

かねてから希望していた英語を使う部署に異動になりました。


そこで待っていたのは、またもや試練だったのです。。


その部署は金融でいう「バイサイド」で、

保険会社自体が投資家のため、他の証券会社や

運用会社から金融商品が持ち込まれ、

営業を受けるという立場でした。


海外の運用会社の外国人担当者と

英語で電話会議があったのですが、

全く何を言っているのかわからない!


ICレコーダーで電話会議を録音し、

通勤時間や土日にずっと聞いて、

泣きそうになりながら議事録を書きました。


その他にも

・金融の専門用語がわからない!

・早口のネイティブスピーカーの話が聞き取れない!

・インドなまりの英語がわからない!

という三重苦でした。


しかし、異動して3ヶ月以内に仕事で英語を

使えるようにならないと、

せっかく希望して異動したのに、

別の部署に異動させられる!

という危機感から、それこそ必死で勉強しました。


英会話スクールにも並行して通いました。


そのかいあって、

3ヶ月後には仕事で英語が使えるようになり、

ミーティングでも質問ができるようになりました。


上司が仕事ぶりを評価してくれて、

翌年に海外研修生としてアメリカに

約半年派遣されることが決定しました。


海外研修生といっても、行くのは私一人。


どこに行くかもすべて自分で決め、

旅程、フライト、ホテル予約もすべて自分でやるため、

準備はなかなかハードでしたが、なんとかこなしました。


大学生時代の海外研修のリベンジがこれでついにできる!(第2話参照)

と思ってわくわくしながら渡米しました。



行ってみると、寒すぎてなんとニューヨークでひきこもりました。。

観光もせず、家でネットフリックスで海外ドラマを観るという日々。


英語は仕事でのミーティングや研修では使えるのですが、

日常会話、オフィスでのちょっとした会話や

街中での店員との会話などに苦戦。


ニューヨークにいながらオンライン英会話や英会話教材で

発話の学習をしました。


大学生時代の海外研修の二の舞には絶対したくない!

という強い気持ちがあったため、がんばれました。


そのおかげで、徐々に現地の方と英語で

流暢に意思疎通ができるようになりました。


ニューヨーク、ボストン、シカゴ、シアトル、

ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、

ロンドン、パリを

スーツケースひとつでまわりました。


アメリカで暮らすうちに、

私の価値観はどんどん変容していきました。

第7話に続きます。

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【第7話】NY生活による価値観の劇的変化 英語が話せない崖っぷちOLがTOEIC満点取得し起業するまで

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