会場の大声援 - チャンプア・ゲッソンリット戦

前編: 試合当日 - チャンプア・ゲッソンリット戦
後編: 最終ラウンド - チャンプア・ゲッソンリット戦
2ランドが始まり開始早々に何発かパンチを打つとチャンプア選手に右のストレートがヒット! !

パンチがヒットしてチャンプア選手が慌てたように見えた僕は、
心のなかで 「行ける!勝てる!」 と早とちり。 

そしてチャンプア選手の左ミドルのモーションが見えて両手を蹴りをブロックする体制に入った途端に 
「ガツン!!」 
後頭部に衝撃があり、同時に焦げた匂いが鼻を襲いました。 

気がつくと大阪府立体育会館の天井の照明が見えます。 

「あ、、府立体育館の照明はこんなんなんや。。」 

と思った瞬間に大歓声が聞こえ、僕のコーナーから湊谷先生や前田日明さんの声が聞こえます。 

「あっ!倒されたんや、俺。。」 
カウントは3から聞こえてきました。 

初めてのダウン。 

「支えて頂いたみんなに応えないと」 
と思う気持ちが半分と同時に 
「もう諦めようか」 
と思う気持ちがまじりあいました。 

気が付くとカウント8で立ちあがり、 
「こんなにチャンプアは強いんだ!」 
と思って笑いまで出てしまう始末でした。 

頭の中はもう何も考えれない状況でした。 
2ラウンド終了のゴングがなると、ダウンを取られたにも関わらず会場の皆様からは大歓声と大きな拍手をいただきました。 

コーナーに戻ると湊谷先生から 、

湊谷先生「キン!お前にこんだけみんなが応援してくれてるの聞こえるか!?」 

僕「聞こえます。。」 

湊谷先生「お前は応えないとあかんぞ!行ってこい!!」 

2ラウンド以降の試合はこの大歓声で支えられました。 

3ラウンド終了、4ラウンド終了とラウンドが進むごとに会場からどよめきが聞こえてきました。

会場の多くの方はおそらく僕が最終ラウンドまで持たないと思ってたのだと思います。 

2ラウンド以降は肘もほぼ破壊され、自分自身でも最後までもたないと思ってましたが、 会場の方々の大歓声に支えられ最終ラウンドまで辿りつきました。 

続きのストーリーはこちら!

最終ラウンド - チャンプア・ゲッソンリット戦

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