コーギーと過ごした3494日と12時間くらい。うちに来てから旅立つまでの毎日。

1 / 6 ページ





めい、迷ってないかな。



僕のしらないところに向かってる途中だろうからちょっと心配です。


3494日前、うちへやってきた犬。メス。胴長短足のコーギー。




めいは2月20日生まれなんだけど、


うちに来たのが5月だからってO型しかいない大雑把な家族だから


名前は「さつき」か「めい」の二択しかなかったんだよ。


結局(たぶんみんなどっちでもよくて)すぐ「めい」に決まる。



うん。やっぱり、めいだったね。

めいを家の中で飼いはじめた。毎日が師走のようだったね。


隠れて何かをムシャムシャしてるときは、たいてい自分のうんち食べてた。


よくプラスチックも出てきた。ペットシートも食べてた。むしゃむしゃ食べてた。




「最初の散歩は怖がりますから」てペットショップの人に言われて、


こっちがドキドキしながら「怖くないから、行こうか」と言ったらダーーーッと飛び出していった。


でもある程度、離れると戻ってくる。



めいはいつもそうだった。

あとジャンプしてリードを噛んで、そのまま歩くの変だったよ。リードくさくなるし。


階段の下の壁もリフォームするくらいビリビリに破いたね。


きっとあれでお母さんは外で飼おう、って決めたと思うよ。




それから庭はめいのものになったね。


僕が高校野球を始める時に「素振りをします!」と言って作ってもらった


庭のレンガを敷き詰めたスペースはすぐにめいのお昼寝する場所になって。



めいはかわいい

ある日、めいが庭からいなくなって。


みんなで探したら物置の下、不敵な笑みを浮かべながらこっちを見てたね。





めいは計算髙い。

でもあれだね。


10年かけてお父さんが作り上げためいの庭はいい感じになってるよ。


めいが散歩に行ってカラダ中につけて持って帰ってきた色んな草木の種が立派に育ってるよ。


大きなカエルが迷い込んで来たときはすぐに仲良くなったって、お姉ちゃんたちから聞いたよ。



めいは優しい。

お母さんがいない時は縁側からよくリビングに上がってたね。


でも、めい足きたないからすぐばれておこられてたね。



めいは知らんぷりをとおす。

庭の木に水やりするとき


ホースで一斉にやり始めたら必ずわざと濡れにきてた。


で、濡れたらほえる。動かないようにリードをしてもほえる。


めい、どうしろと。最後はお兄ちゃんとびしょ濡れになってゲラゲラ笑ってたね。



めいは本当によく笑う。

出かけるときは必ず見送りしてくれてたね。


でもあれ本当は散歩に連れていってもらいたい一心だったの知ってるよ。


帰ってきた時も同じ。知ってた。あんま散歩行かなくてごめん。




ただ、お兄ちゃんと散歩の時はチャリだったね。全力でこいでもついてきて。


あの時はお互いまだまだ若かったね。


一回、原付で散歩いった時はお兄ちゃんお母さんにめちゃくちゃ怒られたよ。


めい笑ってたけど。こだちゅうの坂が大好きで上り下りが激しかったね。



めいはスポーツマンだった。

めい、並木公民館の川に落ちたこともあったね。


助けにいったお兄ちゃんの携帯がダメになったね。




初めて雪を見たときは、食べてたね。雑草も、よく食べてたね。


林の中でガサガサやって出てきた時にするめをくわえていたのはサイコーだったね。




あと、お兄ちゃんと散歩にいくとたまに途中の自販機で

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。