おっと三十路婚活女の悪口はそこまでだ【婚活女と童貞との共通点を考える】
ネット上(主観として2ちゃんねるのVIP板)において、長年敵対関係とされてきた妙齢婚活女と童貞の相互関係を見直さなければいけないと感じる。我々は分かり合えるのではないか。その根拠となる共通点を箇条書きにする。
三十路婚活女と童貞との共通点まとめ
- 「なんで童貞なん?」→「できるもんならしてます」
- 「なんで結婚しないの?」→「できるもんならしてます」
- 「女の理想が高すぎるんじゃないの?」→「そんなことないです」
- 「男の理想が高すぎるんじゃないの?」→「そんなことないです」
- 「どんな女性が理想なん?」→「…僕のことを分かってくれる人ですかね」
- 「どんな男性が理想なん?」→「…私のことを分かってくれる人ですかね」
- 「え?ずっと彼女いないの?普通にモテそうなのになんで?」
- 「え?独身?普通にモテそうなのになんで?」
- 電車の中でカップルを見ると、こんな不細工な男でも彼女ができたのかと思う
- 電車の中で中年夫婦を見ると、こんなババアでも結婚できたのかと思う
- 「◯◯くんだったらすぐ彼女できそう〜」→「じゃあ付き合ってよ」→「え、それはちょっと…」
- 「◯◯ちゃんだっらいい奥さんになりそう〜」→「じゃあ結婚してよ」→「え、それはちょっと…」
- 「そろそろ焦らなあかんねんな俺も」
- 「そろそろ焦らなあかんねんあ私も」
- 「そもそも童貞卒業したいかどうかわからなくなってきた」
- 「そもそも結婚したいかどうかわからなくなってきた」
- 「別に童貞でもいいんじゃないかって。危機感がない」
- 「別に独身でもいいんじゃないかって。危機感がない」
- 「繁殖できない」
- 「繁殖できない」
このように我々はさんざん傷ついてきたのだ。「中古ビッチ乙」だの「童貞オタクキモい」だの、ネット上でお互いを罵り合ってる場合じゃない。敵は外にあり!我々は厚顔に見えてとても繊細な生き物なので優しく接してください!
三十路婚活女と童貞は仲良くなれるよ
なぜこのような共通点を発見したかというと、三十路婚活女である私には、妙に童貞の友人が多いのだ。しかもかなり気が合う。LINEでダラダラとチャットをしていて一番楽しい相手はVIPPERの童貞(24)である。大学在学中に私を一番慕ってくれていたのも童貞(23)だし、毎週末のように朝まで飲み明かす相手は大学でテニスサークルに5年間所属していて幹部まで務めたくせに童貞(25)である。
我々は夜な夜な異性に対する偏見や、これまでの悲しい恋愛経験を打ち明け合う。不毛だ。一切の生産性が無い。なぜならその話の全てが失敗談だからだ。お互いに成功体験が皆無なために、延々と悲しい告白が続くだけだ。最終的に「あーやっぱ無理だわ」で話は終わる。
ハタから見れば単純に、ここで我々がくっついてしまえば万事解決じゃないか、と思うだろう。そう上手くいかないから我々は子孫繁栄の生物的ミッションを達成できずにいる。なぜかはわからない。ただ、お互いのDNAが「こいつはツガイじゃない」と訴えている。
最後にもう一度お願い。優しくして下さい。
とにもかくにも、こんなにもこじらせた我々を、むしろパンダと同じように繁殖の難しい珍獣として社会から手厚く保護してほしいと願う。具体的には週末ごとにFacebookにアップロードされる結婚式の写真及び子どもの写真が我々の目につかない仕組みの確立を訴えます。
最後に友人の童貞からのコメントで締めたい。
「動物園よりも、個人に飼育してほしいです」
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