第8話 パパが女(アリッサ)になったとき LA発LGBTトランスジェンダー家族日記

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第8話 わたしたち夫婦について(3)
 

パートナーのアリッサ。実際はもうちょっとぽっちゃりだけど、画像の加工も得意。大学生みたい。

 

 

さてさて、今日は娘たちの誕生で変わっていったわたしたち夫婦の関係について。

 

 

結婚7年後の2007年に長女のタラ(ミドルネームです)を、そして2009年には次女のニーシャを授かりました。

 

「そろそろ子供がほしいね」とふたりで話しあい、いわゆる妊活をはじめたとき、ふたりの意見は「女の子がほしい」という意見でぴったり一致しました。

 

優しくおだやかな彼がよい父親になることに確信を持っていましたが、夫は男らしさにかけていたので、「私たち夫婦には女の子のほうが育てやすいのでは?」という気持ちがわたしのなかに強くありました。

 

一方、夫は純粋に女の子が欲しいと思っていたようです。

 

 

産み分けに関する情報収集をして、集めた情報をマニュアル通り実践し、その成果か否か、わたしたちはかわいらしい女の子ふたりに恵まれました。

 

 

夫は娘たちを愛してやまない 、とてもよい父親でした。お風呂から寝かしつけまで乳幼児期は娘たちの世話をよくしてくれ、成長してからも娘たちとの時間を大切にし、育児を心から楽しんでいました。過保護すぎるところもありましたが、娘たちがはめを外しても叱ることはせず、娘たちの言い分を忍耐強く最後まできちんと聞いてあげていました。

 

 

 

 娘たちも父親が大好きで「ダディ、ダディ」と言って父親にべったり。わたしは 仕事をしていたので、朝、子供たちの学校までの運転を夫に頼むことが多かったのですが、車を止めた後、校門まで父親と歩く時間をふたりとも、とても楽しみにしいたようです。娘の友人たちやママ友からも羨まれるような、娘たちにとっても私にとっても自慢の父親、自慢の夫でした。

 

 

家族としては超円満。でも、夫婦仲は次女を出産したころから、徐々にさめていきました。

 

 

娘たちを出産する前は、わたしが太陽で彼が地球。わたしを中心に彼がまわっていて、彼はわたしの我がままをすべて受け入れてくれていました。出産後は娘たちに太陽の座を奪われた感じ?これはどの家庭でもありがちなことですよね。

 

 

長女を妊娠中に豆柴を飼い始めたのですが、彼のなかでの愛情の割合が「何がなんでも愛がだんとつ一位」から、「娘たちが一番、豆柴のモモが2番、愛は最後」と変化していったのを感じました。(豆柴のモモがとてもかわいくていい子だったので、わたしとしては文句なし)

 

セックスの回数もどんどん減っていきましたが、私は幼い娘たちの世話に追われて疲れきっていたので、セックスレス化については、特に不満を感じませんでした。ロマンスがなくなり、夫婦2人の関係が友達化していっても、「家族が仲良しならそれでいいんじゃん」と気にしてませんでした。

 

 

 

 

長女が産まれたばかりの頃、体ふきよくしてくれました。丁寧すぎて、時間かけすぎて、「風邪引くんじゃないか」って、わたしはハラハラ。

 

 

 

 

 

次女のときもまったく同じ方法で体ふき。マニュアル本を見ながら真剣勝負。

 

 

 

 

 

長女が6歳のときに描いた。涙がしみるぜ。この絵にはたくさんの愛が詰まってます。

 


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