面識のない20人くらいの飲み代を払った話【1】

後編: 面識のない20人くらいの飲み代を払った話【2】

今から5年前くらい。2008年の夏の話。


1年半くらいの間、社内において微妙な立ち位置に甘んじていたのですが、ようやく復権した頃。僕は外部の人達と交流することに躍起になっていた。交流会に参加したり、パーティー的なものに参加したりと、現在と比べ物にならないくらいギラギラしてた気がする。テカテカではなくギラギラ。


そんなある日。最近知り合った人から「大柴さんに会いたいという人がいるからセッティングしていいですか?」と打診を受けた。断る理由もないので了承した。なんだかよくわからないけど「僕に会いたい」という名目の飲み会が2週間後くらいに設定され、数人が参加するらしい。


それから何日が過ぎただろうか。出社してメールをチェックをしたところ、その知り合いからのメールが。「大柴さん、昨日何で来なかったんですか?急なお仕事かなんかですか?」という内容だった。「もしかして」と過去のメールを確認したところ、その飲み会は昨日だったことが判明した。どうやら日にちを勘違いしてたようだ。


「僕に会いたい」というのが主目的の飲み会に「僕」が参加しなかったのだ。急いで主催者と参加者にお詫びのメールをした。「来月くらいに必ず飲みましょう。僕がセッティングしますので。ご馳走しますよ。」と送った。4人くらいだから、お詫びの意味もこめて奢ろうと思った。



数日後、参加者の一人から「追加で2人いいですか?」と連絡があった。それから参加者達から次々と同様の連絡が続いた。あげくのはてに「○○って雑誌の記者がこの飲み会を取材したいって言ってるので、連れていきますね!」と。もう趣旨がよくわからない。異業種交流会じゃないか。



・・・奢れるかな。


もうこの状況になったら奢る必要性はないんだけど、その時、僕は申し訳なさが大きくて、この段階でも奢ろうと考えていた。しかし、いったいいくらになるんだろうか?どんな会なんだろうか?そもそも知ってる人が2人くらいしかいない・・・不安でいっぱいのまま当日をむかえた。


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面識のない20人くらいの飲み代を払った話【2】

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