次話: 続:暇

暇になった

先日まで連日連夜徹夜で勉強していた。日ごろ真面目に勉強していない医大生にはCBTという膨大な範囲のテストは荷が重く、留年しないためにも一心に勉強に打ち込む必要があった。テスト一週間前は一日四時間の睡眠、日ごろの不真面目さを呪いながら起きている間、トイレに行く以外は問題集を解きまくるという生活を送った。テストが開けたら今まで通り、いや今まで以上に自分のやりたいことをやろう。ゲーム、筋トレ、スポーツ、一人旅、写真、ギター、バイト、昼寝、酒、徹夜で呑み、アニメ、漫画…そんなことを考えていた
そんなこんなで精神病患者一歩手前みたいになるころにはテストは終わった。テスト明けの自分は希望に満ち溢れていた。これから待望の趣味に走れるのだ、嬉しくないはずがなかった…

テストが開けてから三日後、思っていたよりもずっと楽しくない日々が続いた。あんなにやりたかった事はどこか彼方に消えてしまった。忘れたわけではない。全部リスト化して壁に張っておいたからだ。ただ何をやっても楽しくない。あんなにやりたいと思っていたことは全てテスト前の自分が作り出したまやかしなのかとも思える。

一週間が過ぎ、未だ暇で暇でしょうがなかった。暇すぎてしょうがないからGoogleで暇のつぶし方を調べてみた。これが意外にわんさか出てくる。気付いたら10時間位暇つぶしに関してネットサーフィンしていた。以下は今日調べたことを纏めただけ。そろそろ眠たいなって思ったら急に今日調べたことについて書いてみたくなった。何故だか分からないけど…今まで何かについて書いたことなどほとんどないのに。

Googleで【暇つぶし 家】と調べると本当に色々出てくる。約14.000.000万の検索結果。一番上に出てきた

家で一人で出来る暇つぶし方法50選!とにかく暇すぎる人必見!

というサイトを暇すぎたのでクリック。読んでみると読書だとか、勉強だとかつまんない答えが返ってきた。新たな趣味、ゲームに精を出す、寝る…このサイトから返ってくる答えはすでに試したんだよなぁとか思いながら読み進めていく。特に興味が引かれることもなく、気づいたら似たような別の記事に飛んでいた。

楽しく時間を潰せる!暇つぶしにオススメな超面白いサイト30選

ほぼ変わっていないタイトルだが私はこの記事を読み終わったころには「暇」という単語は頭に浮かび上がらなくなった。

以降は今日私がやった暇つぶし集。超どうでもいい話なので暇な人以外は申し訳ない、右上のブラウザバックを。暇な人は付き合ってくれ、このどうでもいい記事を(書いていて思ったけど絶対投稿する場所違う)読んでいる間は暇じゃなくなるだろう…

虚構新聞

虚構新聞は嘘の記事を取り上げているサイト。

マケモノ、「ヤレバデキルモノ」に改名提案 日本ナマケモノ学会

とか

「マーク塗れれば合格」の汚名に反撃 衛府嵐大学、全員不合格に 

等という一目で嘘と分かるが、読んでみたくなるような面白い記事が掲載されている。

「10桁で終了」 円周率ついに割り切れる

の記事を見た時、見出しだけで笑ってしまった。時間を持て余している人がいたら是非訪れてほしい。戯言はいつ聞いても面白い。

アキネーター

言わずと知れた有名なサイト。質問に答えていくだけで、魔人が頭に思い浮かべた存在を言い当ててくれる。私が小学生の時から存在しているこのサイト、今は設何年か分からないが当時と比べると軽く驚くくらい変わっていた。取り合えずやってみようということで、小保方さん(STAP細胞の)を思い浮かべて質問に答えると普通に答えてきた。こいつやりおる。その後リィン・シュバルツァー(閃の軌跡)、ゴブリンスレイヤー(ゴブリンスレイヤー)、カプカン(R6S)等少しマニアックなキャラクターも全て当ててきた。これだけの回答を用意するためにどれだけ無駄な時間がこのサイトに払われてきたと思うと少し笑えてきた。なんかすごい、それだけで面白い。

シークレット・ドア

サイトを開くとドアが存在し、その扉を開けるとGoogleマップ上のどこかに飛ばされるというもの。Googleマップにはストリートビュー機能があるので、リアルな旅を楽しめる。試しにやってみると見知らぬ教室に飛んだ。私は考える、暇を潰すことしか考えることのできないような脳死した頭を使って。まず目に入ってきたのは感じだった。だが読めない、てにおは等の助詞がないのだ。漢字だけ。教室の中の机の配置等も記憶にある学生時代のそれとどことなく違う。中国の学校に飛ばされたと判断した。教室の外に出てみるとパネルに謎の絵が複数枚張られていた。何が書いてあるか理解できなかったので「中国人は感性が違うなー」とか思いながら廊下を進んだ。ふとパネルの隣を見ると、名前が書いてあった。岡田(仮名)〇〇。目を疑った、日本人の名前じゃないか。廊下を進んで外に出ると答えが分かった。日中学院という日本にある中国語の専門学校だったのだ。自分のよく分からない偏見と馬鹿さが笑えてきた。その後外国の水族館と、お菓子屋さんに飛ばされた。グミがおいしそうで、明日買って食べようと思った。

オモコロ

凄い胡散臭い記事を掲載しているサイト。今までの自分なら絶対見ないようなサイトだった。ただ先ほど変な先入観をブレイクされた私は自然とこのよく分からないサイトをクリックしてしまった。怖いもの見たさだったのかもしれない。特集の欄を見ると
等という記事があった。誰がこんな訳の分からない記事を見るんだよと突っ込みながらクリックして記事を読む。長いので簡略化するとポテサラ食いたい男がいて、調理して食べるまでのを面白おかしく叙述したものだった。読み終えて驚いた、ポテトサラダを作るだけの訳の分からない記事を楽しんで読んでいた自分がいた。他の記事を見てみる。

自分で考えた「売れるゲームの設定」は、みんなに受け入れられるのか?

等気になる記事がいくつも並んでいた。全て面白い。でかい大人がでかいホワイトボードに自分の欲望をさらけ出して、真剣に議論しあっている姿は異質であるが面白かった。自分の中の最強は誰もが持つであろうが、それについて真剣に話し合うことは常人にはない。更にどうしたら売れるか、受けが良くなるかなど考えている者もいた。別に本当に売るわけでもないのに…ただ凄い楽しそうに見えた。
一方で市長とシムシティ(シミュレーションゲームの一種でプレイヤーは町を育成していく)で勝負するなんていうあほくさい物もあった。こんなしょうもない企画を受けてくれたのはどこの市長だろう?そんなことを思っていたところ記事に登場してきたのは千葉市の熊谷市長であった。どうも千葉市のPRとしてこの企画を受け入れてくれたみたいだった。そんなこんなで勝負が始まる。市役所の会議室で方や早稲田卒のエリート市長、方やビーサン履いた無職の34歳が並んでファミコンのゲームをしているのはかなりシュール。
他の人がどうかは知らないが今まで文章を読んだとき、こんなにも筆者の人間性を楽しんだことはなかった。その人が差し出す知識を、物語を、考えを楽しむものだと思っていた。価値観がまた変わったような気がした。

SPAM MUSEUM

色々なスパムを紹介しているサイトである。色々な迷惑メールの中でも面白いものが抜粋されているのだが、とにかく破壊力が凄い。そのうちの一つが以下。

件名:信じられないかも知れませんが、私はチンパンジーです。

何を言っているのか分からないし、一目でスパムだとわかる。だがどうしてかクリックしたくなる。ここからどうやって話を繋げるのだろう、チンパンジーが私になんの用なんだろう、このチンパンジーはどんな気持ちでこのメールを書き上げたんだろう。色んな興味がふつふつと湧いてくる。先にも書いたが戯言はどうも時に面白すぎる。この世はしょうもない話題であふれている。

以上私が本日調べた暇つぶし。なんでこんな事を書いたのか分からないし、投稿したのがこのサイト分からない(まあ寝る前に見た最後のサイトがここだっただけだと思うが)。ただ寝る前に無性に書いてみたくなった。書ききって思ったのが意外に文章を書くのには時間がかかるという事。まとまった量の文を書いたのは初めてでこんなに時間の掛かるものだと思わなかった。この程度で2・3時間もかかる。
あと何故今日まで日々がつまらなかった分かったような気がする。周りに対する興味が失せていたんだろう。先週までテストでそれ以外のことは本当に何もしていなかった。起きては問題解いて寝て起きて問題解いて寝ていた。ご飯を食べるときも問題を解きながらやっていた。そんな状況から解き放れて直ぐに周りに興味を持てるわけがない。楽しもうと奮起してはいたが結局はその行為に対して何かしらの興味を持てていなかったせいだろう。日々がつまらないと感じたならこれからは少し休息をとって周囲を見ていけるように落ち着いていこうと思った。
深夜テンションで書き始めて少し後悔した、眠い。

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続:暇

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