英語の偏差値42だった私が語学学校に行かずに現地の短大に入学できた話

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私は高校3年生まで、大きな失敗もなく順調な人生を送っていたと思います。大学受験時に関しても、なんだかんだでうまくいくのだろうと思っていました。しかし、大学受験は見事失敗。今考えると、準備ができていなかったのと大学受験へのモチベーションの低さが原因と考えています。家に「不合格」を示す通知が来た時、くやしさとかそういう気持ちはなく、逆になぜか清々しい気持ちとわくわくする気持ちがあったのを覚えています。なんとなくですが、嫌な世界からの脱出と新たな世界への冒険をするという感じです。

 

アメリカ留学をすることを決めたのは、不合格通知が来た日の夜でした。元々、アメリカに留学してみたいと思っていて、日本の大学から入学して、1年間留学したいと思っていたのと、短大からの有名大学編入が当たり前であるアメリカのシステムがいいなと思ったのが理由です。フルハウスとかの海外ドラマも好きでしたし、なんかアメリカ(とりわけカリフォルニア)っていいなと思っていました。(今でもカリフォルニアは好きです。)

 

しかし、当時の英語の偏差値はひどい時で42でした。基本的に、母親以外はまず留学なんてできるっこないと思っていました。アメリカの短大への入学を狙っていましたが、それでもTOEFLのiBTで言うと60程度が必要でした。通常、アメリカの語学学校から

大学に行くのがほとんどでしたが、私は学校とか先生というものからの不信感から、自力で勉強してTOEFLのスコアをあげることにしました。

 

幸い、TOEFLのリーディングやストラクチャーの問題は自分に合っていました。当時英語を日本語に訳することを主流にしていた日本での英語教育に反して、私は英語を英語で理解する学習方法をとっていました。この理論は高3の夏ぐらいに、「アメリカ人の小さい子でも英語を話せるのに」と思ったのがきっかけです。日本語を介さないで英語を英語のまま理解することはまず「可能」であることと、そちらの方が問題を解くスピードは段違いだと思っていました。何より、TOEFLにはその当時の大学が出すような、文法が複雑な文はでなかったので、単語さえ何とかなればいけるという感じがありました。

 

ライティングは一から参考書を買って自分で勉強しました。与えられたお題に対してエッセイを書く問題でしたが、物事をよく考える自分には合っていたと思います。なので、書く内容を考えることに苦はなかったです。問題は、自分の考えを英語で表現できる方法のみでした。そこは、コツコツ例題の表現をまねて自分のものにしていきました。

 

一番困ったのはリスニングでした。とにかく英語を聞くことにしました。聞き取れにくいところはスクリプトで確認の繰り返しでした。愚直でしたが、一歩一歩良くなったように思われます。

 

当時、インターネットが家になかったので、留学ガイドに載っていた短大や大学を中心にカタログの請求の手紙を送り続けました。8090位の学校に送ったのではないでしょうか。しかし、実はそこまで学校選びには迷っていなくて、アメリカの短大ベスト3に入るDE ANZA COLLGEに入ることは決めていました。たまたま、留学ガイドでも特集が組まれていて、大学編入率も高く、大学側からの評判も高い短大でした。また、授業が並みの大学よりも難しいという前触れもありましたが、逆にそれぐらいしっかりしているところであれば入りたいと思っていました。

 

高校卒業後から短大入学前までは、勉強だけではなくてアルバイトもしていました。当時バブルもはじけて、リストラという言葉が出てきた時代だったので、アルバイトを見つけるのも大変でした。それでもコンビニの夜勤やレストランの厨房、スーパーの試食係など、いろいろな仕事をして半人前ながら、世間というものを勉強させていただいていました。今となってはいい思い出です。

 

TOEFLのスコアは高校を卒業してちょうど1年で目標のスコアを超えることができました。その年の秋に入学を考えていたので、無事取れてよかったと思います。すぐにDE ANZA COLLEGEに願書を送りました。高校の成績は良くなかったですが、短大であればTOEFLのスコアが大丈夫であれば入学できると聞いていたので、そこまで心配はしていませんでしたが、無事合格した時はうれしかったです。フリーターから脱出してやっと学生になれたという思いでした。

 

しかし、入学できたから終わりという話ではありません。入学してから2年後に大学に編入することが次のゴールです。入りたい大学はUCLAと決めていました。そこからUCLAに入るための戦いが始まるのです。

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