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大人も子供も夢中になる!遊ぶだけで自然と数学の力が身に付くトランプゲーム「計算ブリッジ」開発秘話・その6

Image by Olia Gozha

●計算ブリッジの特長④:「世界中で、すぐに一緒に楽しむことができる」

 

 先日、鹿児島市にある鹿児島ユナイテッドFCオフィシャルカフェの「ユナイテッドカフェ」さんで計算ブリッジのゲーム会を開いていました。そこで、香港出身で鹿児島ユナイテッドFCのサポーターだった男性の方が参加されました。その方は英語しか話すことができませんでしたが、足し算は「add」、引き算は「minus」、かけ算は「times」、そして割り算は「divide」という英単語だということを皆で確認したら、すぐにルールを理解することができ、そして一緒になって遊ぶことができました。

 この香港の男性はとても陽気な方で、上手くゲームでは勝つことができませんでしたが、それでもたくさん僕たちを楽しませてくれました。計算ブリッジを通じた交流も生まれて、とても楽しい時間を過ごすことができました。

 

 トランプは世界共通のカードゲームですし、計算だって世界共通のものです。ルールもシンプルなので、こうやってすぐに世界中のどの国の人たちとも一緒になってゲームを楽しむことができる。例え言葉が通じなくてあまり意思疎通が取れなかったとしても、同じゲームを楽しむことができるというのは、なかなか他のゲームにはない計算ブリッジの良い所なのではないかなと思います。

 

 日本にいるとあまり感じることが多くないのですが、東南アジアの国々では、トランプゲームは日本よりももっと馴染みの深いゲームです。恐らくそれは、歴史的にヨーロッパ諸国の植民地時代を過ごしたことがあるということが関係していると思います。「ブリッジ」の大本である「コントラクト・ブリッジ」の競技人口が多く、2018年、インドネシアのジャカルタで開催されたのアジア大会で初めて「ブリッジ」が正式種目として採用されたことからも、東南アジアでのトランプゲームの人気を感じさせてくれます。

 

 「国際交流」という言葉を使われて久しくなりましたが、国籍も、人種も、宗教も関係なく、大人も子供も純粋に楽しめるトランプゲームを通じて親交を深めていくというのもいいのではないでしょうか。

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