大学生ながらに感じた お金と時間の不思議
お金ってなんだ?
僕が初めてお金に興味を持ったのは、大学1回生の頃だった。
"興味を持つ"、というのは何も「お金が欲しい」とか「1億円あったら〇〇をしたい!」というようなことではない。そうではなくて、"お金それ自体"、もっと言えば "貨幣や通貨" に対してとても興味を持ったのだ。
その理由を今更ながらに振り返ってみると、2つの原因があるように思う。1つは当時はやりに流行っていた "仮想通貨" 、もう1つはアルバイトだった。
仮想通貨はお金か?
「仮想通貨とは何か、10文字以内で述べよ」という問題があったとしたら、何が正解だろうか?僕は、「通貨システム」あたりが妥当な解答のように思う。
僕が大学1回生だった当時、仮想通貨は空前絶後のブームを迎えていた。(絶後かはまだわからないけど、空前だったのは確かだ)
このとき僕は、10年前に買っておけば、今頃は億り人だったのに... というありきたりな感想と他に、もう一つこんな思いを抱いていた。
通貨ってなんだ...?
使う人の信用がお金になる「クレジットカード」やあらかじめ銀行口座と紐づけられている「デビットカード」などの、いわゆる "電子マネー" なら感覚的にわかる。どこまでいっても、その背後にリアルマネーが動いているから。
でも、仮想通貨は全く別の概念のような気がした。少なくともその当時は僕はそう信じていたし、多少は勉強した今でもその思いは常にある。
当時はまだ意識していなかったけど、僕の「お金」について考える下地は、こうしてできていった。
大学生 = バイトが嫌だった
もう1つ、お金に関する不思議に気がつくきっかけになったのが、「アルバイト」である。
大学1回生から僕は、京都の居酒屋のアルバイトをしていた。なぜアルバイトなのかはあまり重要じゃないけど、あえていうなら「社会経験」のつもりだった。
最初のうちは楽しかったアルバイト生活だったけど、始めてから半年ほど経ったある日、店長が突然変わることになった。そして、その店長こそが諸悪の根源である。(今となっては多少感謝しているけど...)
その店長はアルバイトを何か「接客マシーン」のように思っているようで、15分前から働き始めるのは当たり前、声が小さい、動きがトロいなどと叱咤激励したり、挙げ句の果てにはグラスを割った子に「給料から天引きする」ということまでする人だった。
僕はその人が来るまで、アルバイトは「労働時間に対してお金が支払われるもの」だと思っていた。でも、新しい店長はそうではなく「向こうがこれと決めたお金を払う」という人だった。
こんなことがあり、アルバイトに入る時間はほとんど変わらないはずなのに月の給料が3,000円下がった。このとき、僕が思ったことは、「なんで下がったんだよおぉ!」というものではなく、純粋な「なぜ...?」という疑問だった。
働いた時間は一緒。技能はむしろ上がっている。なのに、なぜもらえるお金が減ったのか?この問いは、僕の大学生活の大きな問いとなっていた。
とりあえず勢いに任せてここまで書いたけど、疲れたからまた今度。これに書き足していきたいと思います。いろいろ勉強中なので、まだまだ書きたいことはたくさんあります。
受験や大学生活に関するブログ(https://reistenza.com )もやっていて、そちらの方にもいろいろ書いているので、よければチェックしてみてください!
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