ガソリンスタンド経営者だった夫がガンを患って木工作家になっちゃったお話その5

前話: ガソリンスタンド経営者だった夫がガンを患って木工作家になっちゃったお話その4
次話: ガソリンスタンド経営者だった夫がガンを患って木工作家になっちゃったお話その6
■誤診でした、と医師に頭を下げられた
PET検査は広範囲に転移が広がっていなければ…と願って受けましたが
検査結果はまさかの どこにも転移ナシ
へ? (⊙ロ⊙)  
夫とふたりで耳を疑いました。
転移をしたと思い込み、2週間どっぷり死を意識していたので、その結果はすぐには信じられませんでした。
PET検査をした病院の医師は、リンパ節郭清をして細胞を大きく取り除いた場所に腸の一部が入り込み、造影剤を入れずに撮った不鮮明な画像にはそれが腫瘍に見えたのでは?との見解でした。
かかりつけの病院にその結果を知らせると、主治医から「アレルギーが出た時はすぐに対処するので、造影剤を入れてCTを撮らせてください。自分の目で確かめさせてください」といわれ、夫はそれを承諾しました。
案の定アレルギーが出て、夫は苦しい思いをしましたが、やはり転移のないことが判明し、主治医から「誤診でした。申し訳ありません」と告げられたのでした。
ガンの初発から2年10ヶ月
2003年4月のことでした。

続きのストーリーはこちら!

ガソリンスタンド経営者だった夫がガンを患って木工作家になっちゃったお話その6

著者のKaori Arimuraさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。