偏差値27.5からの大学合格 その16
発想の切り替え、その3
苦手教科である英語の勉強方法を変えた。
代ゼミの授業テキストの予習復習のみに絞った。
苦手教科ってのは「もっとやらなきゃ」と思うもので、私は代ゼミの授業テキスト以外に自分で問題集を買い込み勉強していた。
これをやめた。
結局どれも中途半端なのである。消化不良なのである。
不安から量をふやして気持ちをごまかしているだけで、学力にはなっていないのである。
しかも、落ち着いて考えてみれば、入試で英語は「半分」取ればいいのであって、それ以上の勉強は今の私には必要ないのである。
そう考えると気が楽になった。
代ゼミの授業テキストに集中した。
代ゼミの授業テキストと一言でいっても英語だけで5種類もある。つまり英語の授業は毎日ある。
これを丁寧にやった。
と言っても「訳す~訳せないから辞書をひく~文法の参考書を見る~何とか意味をつかんで訳す~授業で説明を聞く~自分の訳が全然違うことに愕然とする」の繰り返しである。
それでも毎日丁寧に聞いているうちに、構文ってヤツのレパートリー(知識)が増えてくる。
毎日辞書をひいていれば単語(知識)も憶える。
半分でいいという心の余裕があるので、できなくてもわからなくても焦りがない。
そんなわけで、以前は一日の勉強時間の半分以上を費やしていた英語の勉強時間が、みるみる短くなっていった。
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