コロナが生んだ「ギフト」

前話: なんとも甘酸っぱい思ひ出

今年3月初旬、

コロナウイルス関連の報道で大阪の「ライブハウス」が大きく取り上げられた。

クラスターという集団感染が起こったのだ。

メディアはこぞって「ライブハウス」の問題を取り上げた。

どこのライブハウスも、かなりの影響を受け、

イベントの中止や延期で、それぞれ経営危機を迎えていた。

しかしこの「ライブハウス」を始めとするイベント関連のみならず、

多くの人々の生活を不安に陥れ、被害は甚大なようだった。

そんな中、

休業を余儀なくされた東京は下町、小岩のライブハウス

「ジョニーエンジェル」では、とある作業が行われていた。

ステージの前には、27インチのiMacを配置、

そこにキーボードとコンデンサーマイクが繋がれ、

プライベート音楽制作スタジオとして生まれ変わっていた。

オーナーと、サウンドクリエータースタッフ、K2は、

音楽制作ユニット「AK2 プロジェクト」を緊急結成、

このような状況を悲観せず、苦難、苦境の時期を「ギフト」に変えよう、と、

こんな時だからこそ生み出される創造性に目を向けて楽曲制作に注力、

まずは『今日のキセキ 希望のカケラ』を仕上げた。

コロナウイルスの影響を受けて大変な状況に陥っている人たちを始め、

世の中の混沌とした状況や、不安な心境などから個人個人が立ち直り、

希望を持って前進することで、未来のより良い世界へと繋げていく、

という、明るいイメージの楽曲だ。

逆転の発想によって完成したこの楽曲は、

この曲を通じて、ライブハウスを知らない人たちにも

「ライブハウス」という場所を正しく知ってもらえる良い機会として

様々なローカルラジオなどに取り上げられオンエア、

立て続けに最初の「キセキ」が起こった。


この曲のメッセージは続いていった。


こういったピンチをチャンスに変えるエピソードの実例として、

大変な状況に置かれている多くの方々に届き、

前向きに物事を捉えて前進していける足がかりとなれば。


みんなが一丸となって豊かで明るい輝ける未来のために。


もう立ち上がれないかもしれない状況下でも

誰かに何かを贈ることができるのが

音楽のチカラなんだと信じて。


誰とも会わなくたって、やれることは沢山ある、

「目覚めよ、アーティスト達」


そして、


また新たな「キセキ」が起きた。

→ https://bit.ly/35Ogpio

(つづきはnoteで曲も聴けます。)



著者のKita Atsushiさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。