ご先祖さまからのお誕生日プレゼント (2)

前話: ご先祖さまからのお誕生日プレゼント (1)

今度は急にサヤがラインに
「イサさんから頼まれたんですが、以前すみれさんに頼まれて買った競馬代2万円を受け取りに行きたいんですがいいですか。」と信じられないことを書いてきました。


もうこれ以上墓穴を掘らないで下さい。涙


これもラインでも証拠が残っているのですが、桜花賞でイサに馬券を頼みました。1万円分は確かに外れましたが、馬単9-17の馬券を3万円分頼み、当たったので配当は1930円つきました。私はまだそのお金も返してもらっていないことはイサは忘れちゃったのでしょうか?


ここが第一関門でした。忘れたフリをして、イサの誠意を試していたのはわかりませんか?


昼間、私が『普通』で、ここでの子供たちの様子も『普通』だから、まだお金が取れる、とか安易に考えていたイサが涙が出るほど情けなかったです。同様に考えているサヤも同類です。


人に正直でありなさい、と言っている私ですから、貴方たちのしたことは全員に知れ渡っています。大人がいない間にあなたたちがここに立ち入ればセコムの非常ボタンを即押しなさい、とも言ってあります。


貴方たちを更生するために大金を一時的にでも手渡した事実の中、貴方たちが更生されることを願っている子供達がいることをどう思いますか?


帰り際に三女に「サヤに『また麻雀教えてね。』って言ってあげなさい。」と三女に言わせた私ってどう思いますか?


ここの子供たちは貴方たちを許すチャンスをくれますよ。



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さて、裏の業務の説明に入ります。やることはビッチリありました。まずはご依頼主の鑑定、そして色々とイサがスルリと逃げないように、ご霊体さまが色々とアドバイスを下さったから、きっときっと大丈夫でしょう。


①伊勢神宮のお宮さんに彼の事を紹介させて頂きました。彼の未来のためにご祈祷をしてきました。彼が更生した時用に絵馬を一枚用意してあります。


②彼の家系の開運鑑定をさせてもらいました。30代前のご先祖さまの数は10億人以上にもなります。その中できちんと成仏されていない御霊体さまを鑑定していくのは、かなりの手間と時間がかかります。彼らともきっちり和解もさせて頂きました。


③彼の実家の土地の様子を見に行って、彼の家の北西の方角、道路を挟んで反対側の会社のせいでイサ家の氣の流れが悪くなり、彼の家系の不理屈の始まりになったようです。実はその建物に対して家の構造をちょっとだけ変えたりするだけで開運になります。


④彼のためにお札の作成をします。一つ一つ手作りで、きちんと陰陽師の念を入れたものもあります。手抜きはしません。だってこのようなものははっきり効かないと面白くないですから。


⑤そして最後にはしっかりと彼のお墓のお掃除とお祓いを終わらせてきました。彼の家系で、戒名がない方が一人いて、その方を霊界に入れてあげなければならないことでも相当のご請求額になります。特に同じ兄弟でも居士が付いていらっしゃる方がいる場合は相当ご霊体さまの不満が大きくなります。


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私のメインの仕事がカウンセラー、裏業はお祓い屋だってイサはもちろん知っています。ちゃんとホームページもありますし、名刺は玄関に置いてあります。ご近所さんで「怪しい」とか思っている人もいるかもしれませんが、その事実は隠していませんし、素晴らしいレビューも山のようにあります。海外から、関西、九州のお客さんもいます。そして、彼自身、彼の事業相談の中で、仲間を『カウンセリング』に連れてきました。


彼の月に一度のお墓参りの日、彼は私にお墓の場所を案内してくれました。最初はご霊体さまのご依頼ではありましたが、今回の開運鑑定とお祓い業務のお代金を払ってくれるのは人間の彼だから、彼がお墓を紹介してくれたと言うのは嬉しい事でした。貯金が1000万円以上もあり、これから事業を始めるためには今回の『お祓い』は必然だったということでしょうね。


ご先祖さまとしてはイサの応援はしたくても、まず仕事の方向性を修正して欲しいという事です。だからご先祖さまは、私のような者を使ってこのような素敵なタイミングをご用意してくださいました。いつも子孫を見守ってくださっている彼らですから当然ですが、非常に有難いことだと思います。


*どのタイミングで子供たちに伝えたのか*

このようにして毎日私がイサのことで動いていて、子供たちにも隠せなくなりました。またこの場所を守るためにもこの文を書き始めた数日前くらいに『イサが詐欺師かも』とやんわりカミングアウトしました。将来的に彼らが詐欺のような行為に引っかからないためにも大事な勉強です。


イササヤに◯◯万円渡した、と言った時の子供たちの呆れた顔は忘れませんが、この仕事をしている私を信用しているので、何か作戦があると彼女たちはすぐに気がついたようです。金額の大きさに責められたのが何よりも辛かったですし、長女からは

ママ、もう見えないものたちの言うことを聞かないで欲しい。』とまで言われましたが、イサのおばあさんが彼を更生して欲しいと言う訴えが強かったので、私としては無視できなかった、ということを正直に話しました。またあっちの世界の方々はイサの金銭状況も手口も知っているので、私としてはおばあさんの言うことを信用するしかなかったことも話しました。


*そして肝心なこと*

イサはお母さんを許せていない。頭で処理出来ていても、人間の子供の感情は押し殺せないものです。それが傷となり、未だに彼も傷ついているはずです。おばあさんは、イサにそういう考えを植えつけてしまったことを非常に後悔していること。これは頭での理解ではなく、潜在意識で、そのような状態でこの世を去るということが何を意味するか、おばあさんは感づいているのです。おばあさんは、今、ウロウロしている状態です。その中で、あなたに謝りたいはずです。お母さんを嫌ってしまった自分、イサへの懺悔の気持ちが彼女をこの世に止めていることを。早く地球での役目を終えなければ、彼女は報われません。


イサさんへ*

10−10の意味、わかりましたか?

常に、あなたのご先祖さまのご霊体さまたちがが私のそばにいて下さっていたということです。


あなたの身元のことはある程度知っていますよ。地元ですから。

あなたは地元の家系の出身なので、あなたの過去をさかのぼって調べることは容易です。小、中、高校の野球チーム名、全部インターネットに載っています。


ラインの証拠、電話の証拠、こちらは用意があります。『知り合い』にちょっと見せるだけ、聞かせるだけ、は何も罪にもなりません。


あなたが電話で使った『名誉毀損』という法権は、『不特定』『多数』でなければ、立件されないと言うことはご存知ですか?『ただの噂』だけで済まされてしまいます。


日本はグレーゾーンが多いって外国では良く言われているらしいです。あ、間違えてネットに載っちゃいました、ってたまにあるらしいですね。


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良く考えて下さい。


Oさんも、私も一度も、あなたを責めたり、詐欺師だと言ったことはありません。あなたが勝手に使った言葉です。


でも、あなたのやったことの事実は消えません。


私はお祓い業が本職です。あなたのお墓の場所は、あなたが紹介してくれなかったら知る余地もありません。家系、家庭に対して用意している調査書、請求書は全部本物です。


私は『お祓い業』という名目が入った会社の社長です。

議員さんや全国の社長さんとも繋がりがあります。


法はあなたと私、どちらを守ってくれるのでしょうか?

弁護士代って馬鹿にならないだけではなく、スマホの内容見せて欲しいと言われそうですね。逆に消したら消したで、もっと怪しいですよね。


私も守るものが多いので、多少お勉強しました。


正しいと思うことを自分で考えて実行してください。

謝れば、きっとみんな許してくれます。

私とOさんは待っています。

あなたたちを。

 私としては、スポーツマンだった頃の君の根性を知りたかった。

人の情けで

試合に勝った気で、

悔しくないのか。君は。

人間として、情けなくないのか。

見苦しい言い訳をするのが君なのか。

一生このような"人騙し"をしないと誓って、

絵馬に『その誓い』をあなたの涙で書いて下さい。

 

 あ、そういえば、今回のことを言っていない人物がただ一人います。

それは夫です。

6月6日、彼にあなたのした事ことを全部言います。

ハッピーエンドになるかどうかはあなた次第です。



エピローグ

*******

 

私はイサに何度も誠意を見せるチャンスをあげたと思うんです。


私、ここの人たち、子供達、みんな彼のこと結構好きなんです。外見的にも、はにかみ屋さんっぽいところ、腕や足首に刺青があるところとか。ぽっちゃりとしたお腹とか。

 

だから、イサに二度とこんな仕事しないって誓って欲しいんです。

そして、サヤにも同じことを言いたいです。


人っていうのは、口ではなんでも言えます。でも、人の行動が一番正直なので、私はいつもそこで判断します。イサは口では良い人なんですが、一度もここの広い敷地の庭仕事を手伝ってくれませんでした。お金の話をするまでは私にお世話になりっぱなしでした。本人にも「ゲンキンなやっちゃね〜」と言ったこともありました。実はイサの本性のようなものは、何度か見ていました。

 

正直なところ、イササヤもこの仕事にはあまり向いていないと思うんです。詐欺師の類の人たちはある不自然な近寄り方をしてきて『良い人』風の香水のような匂いがプンプンするから、わかる人が見ればバレます。プロになりたいのなら止めません。詐欺師になりたいのなら、刑務所に何度か入ったりしてもっと勉強してください。心理学、法律、全部洗い晒しに勉強してください。そしてプロの詐欺師になりたいのなら、私のような怖いもの知らずの体裁知らずの一般善良市民には絶対に手は出さない事。手を出すなら汚職絡みのお金、訴えられないお金にしなさい。それだったら、宇宙摂理で調和が取れるものだから、本当の意味でのプロになれるはずだから。

 

女性がらみの事柄からお手当をいただく、そのようなことを考えていたのかも知れません。今までも投資の話でうまく女性を騙せたかも知れません。でも、私みたいな心理学と霊視を商売にしている人にそれは通用しないと最初からわかって欲しかったです。

 

 


******みなさまへ******

この文章を見て、イサはお金を返してくれるでしょうか、否でしょうか。


是非この二人の青年を応援してください。心の中で、

サヤが、イサが更生されますように』って思っていただけますか?

お祈りが通じるかもしれませんので、よろしくお願いします!!!


もしこの先イサとサヤが改心したら、ここに

「イサヤ物語」という題名で、この続きの物語を書きます。


その時は、ここの場所の所在地を公表いたします。首都圏です。

いつでも訪問可能で、カフェっぽいこともやっていたりします〜。


余談ですが、この文章を書いている4日前、我が家でサギのヒナを保護することになりました。神さまは言霊を利用した駄洒落がお好きですから。凄すぎますよね、偶然という天才は。



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