生きると決めた日、それを忘れた日々、思い出した今日。⑦

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⑦夢の話


俺は音楽、とりわけ歌が大好きだ。


声には人の全てが表現される。


俺たちは声無しには生きられない。


単なる音声データではなく、言葉。

そしてその言葉の帯びている色、込められた想い。とてつもない情報量がそこにはある。



声を極めることは、伝える事を極めることに近しい。


言葉を大事にすることは心を大事にすることに近しい。


音楽を楽しむことは感情に触れることに近しい。


ならば、

「歌は人として必要な事を全て内包しているツールで、伝える手段の究極系なのではないか?」

というのが俺の考えだ。



俺は歌いたいし、たくさんの人が歌えるようにしてあげたい。

みんな自分の可能性に気づいてくれよ。

寂しいんだよ、心のやりとりのない世界は


それが俺の夢。


たくさんの人を孤独から解放したい。

無茶なのはわかってるよ、


絶望から希望に変えてやりたい。

かつての先生と俺のような出来事を多くの人に体験してもらいたい。



それが俺の夢。




それが叶えば、

父はきっと一番喜ぶ、そう信じている。


そう願って言葉を紡いでみている。



読んでくれた人が、いつか俺の声を聞いてくれることを願って、話を終えます。

ありがとうございました

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父との思い出、似顔絵の話

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