死から今日で3日が過ぎた story 2
5月1日
今日で3日目
mのお父さんに会ってから3日が過ぎた
私は声を出せなくなった
代わりにここが今の私の世界になっている
不思議と声が出せないのにここでは私の思いを発信している
今は心配して母がいつもそばにいてくれている
ごめん・・と思っているけど何も出来ないし、したくない
とにかく今はもうmに会えないと言う現実を受け入れられない
そんなはずがない!
だって4日前まで一緒にいたんだから
悲しみなんてレベルじゃない
会いたい
会いたい
会いたい
mのLINEはまだそのままであの日の朝、私がおはようと送った文がそのまま未読だ
私は未だにmにLINEを送っている
私からの一歩通行の未読の文がどんどん増えていく
苦しい
今までのmとやり取りしてきたLINEを何度も何度も見返しては泣いている
「1人にしないし
むしろどんどん
あのたの事が
大好きになるし
愛してます
rの全部が好きです
ずっと一緒にいるから
足蹴にされても一緒にいる
絶対離れない
rより先に死なないし
絶対1人にしない
rが死んだら、すぐ死ぬし
追いかける
ずっと一緒にいる
rを幸せにする
Rainがえらんでくれたんだから・・・」
これ一語一句そのままmからきたLINE
先に死なないって言ったじゃん
1人にしないって言ったじゃん
今もLINEが来そうなくらいすごくリアルな文章ばかり・・・
「死」ってなんて残酷で儚いんだろうストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?
著者のRie Akiyamaさんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます