きさらぎ駅(木更津駅じゃない)はじめ、都市伝説〜Storysことねぇ版〜ep1:足音。

前話: サイト運営に嫌われない為に。【可愛がられるペットのようなキャラ目指そう】
次話: DOUBLE KOTONEの次、声劇ユニット【ゆきもも】の台本師をします。

  きさらぎ駅、は

【ネット都市伝説】として生まれた怖い話です。

  この誰が最初に書き込んだかわからないけど広まってしまう現象、があります。




 その【起爆剤】になるべく
Storysことねぇ、バージョンとして

 都市伝説のように怖い話を、書いていこうと思います。


 きさらぎ駅は、実在せず

 この駅に迷い込んでしまうと
家に戻れなくなる、というホラー。


 DESTINY、鎌倉ものがたりの

堺雅人じゃないけど

 私の怖い話の元祖は

【死国   主演栗山千明】


死国は、もう、【四国巡り】
巡礼もあるけど

 死と近い世界があるなら

その【境界線】に触れてしまった人間は、大変です。


 私の実家は
東北のとある小さな村で

御盆に、先祖の帰還があると伝えられています。

その墓までの通り道の経路、の沿線に私の実家があるらしく

 小学生のときに

【霊が見えないけど感じる】という

怖がりの私にあってはならない経験を数回しました。


 まず【霊がいるところは温度が低い】

冷蔵庫にいるような、冷気を感じます。

  なので
御盆の深夜2時のことです。

 私の勉強部屋は、母親の倉庫、物置になってしまっていた、社会人2年目
そう22歳だったかな。


 おばあちゃんの寝室には、仏壇があり

その隣の客間は
L字型の端っこで、廊下も途切れるところの部屋にですね

 お盆に帰郷するとそこに寝泊まりさせられたのです。

 泊まった深夜2時。

 ダンっダンダンダン!と廊下を嫌がらせのように力強く踏みつける足音がして

 当時、母親が夢遊病のように寝ぼけることがあったので、てっきりお母さんだと思った私はその足音が
廊下のL字の行き止まりにきたところで、障子の扉をあけたのです!

 『お母さん!うるさい!何時だとおもってんのよ!!』


 開けて

絶句したのは、私です.......


『だ、誰もいない.......?』

足跡の進行方向は、壁。


 え?!今の足跡は、じゃあ何?!

『きゃー!!!!!きゃぁぁぁああ!!!おば!おばあちゃんんんん、おばあちゃんんんん、起き、起きて!!』


「うるさいなんだべ、ことね、寝ぼけたのか。寝なさい、まだ暗いのになんだした」

となりの襖をバーンと力任せにあけて
おばあちゃんにしがみつく、私。

 日本の和風家屋の我が家は
襖をあければ部屋が繋がります。


 「足音、あし.......ああ、ご先祖さまがお墓にいくから、ここ。そんなビックリすることじゃないべ」

 といって寝た.......祖母。
は?!?!!!!

はぁ?!!


 お墓.......にいくの、いまの。

た、確かにその足跡の消えた方向に
墓地がありました。


 それ以来、私はその部屋に
【御札】を貼り付けたところ

二度と足音を聞くことはありませんでした。



ご先祖さま、通り道、通ってもいい。
私に聴こえないようにご移動くださいませ
ご先祖さまへ。


#村の怖い話
#御盆
#ひぐらしのなく頃に
#都市伝説
#Storysことねぇ






 

著者の館花 琴音さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

DOUBLE KOTONEの次、声劇ユニット【ゆきもも】の台本師をします。

著者の館花 琴音さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。