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13/8/7

自分がどこかへ消えていると気付いた、22の秋

Image by Olia Gozha

彼氏にただ合わせるだけの日々


当時彼氏は居酒屋で深夜働いていました。

休みは週に1、2日で、結構ハードそうでした。

居酒屋なので、夕方出て、朝方返ってくる周期です。


私は相変わらず全く働いていなかったので、稼ぎは彼のみでした。

そのため、彼の言うことは絶対だし、きつく言われると断れずにいました。


やりたかったことも、止められ、仕事は強制しませんが、家にいる時は大人しく、という鉄則でした。


私は、それが当たり前だと思って、ずっと我慢していました。


だって、実際私は全然稼いでないし、偉いのは彼の方ですから。

私は我慢して当たり前なのです。なにもしてないですから。



そうやって、たくさんの我慢をした結果、やはり何度か家出をしました。

また前の仕事に戻ろうとしたときもあり、そのときは全力で止められ帰りました。




そうやって何度か家出をしたものの、状況は変わらず、私は彼の支配下にいる生活を毎日繰り返していました。


そしてあるとき、ふと気付いたのです。


私は、なんのために産まれてきたんだっけ?

なんで、ここにいるんだろう・・?


なにか彼の中でいやなことがあると、いつも私にぶつけているように感じました。

例えば、私がすこしでも言うこと聞かないと、イライラし出して私に当たったり(暴力はなかったですが精神的にです)

わたしの考えすぎかもしれませんが、少しでも責められてる感覚があると、私は瞬時に敏感に感じてしまうのです。


自己犠牲ばかりして、それで仕事をせずにすんでる。

いまの私にメリットはあるのか?デメリットはなにか?


色々な本やブログを読んでいると、私の今の状況は自分が作り出したと分かったのです。


しかし、どうしたら改善できるのか?それは自分にどうしたいのか?と聞くしかありませんでした。


いままで自分のことはずっと無視し続けて、ずっと押さえつけていたので、最初は難しく、わからなかったのですが、何回かやっていると、出てきたのです。


やりたかったこと、ここで叶えたいこと、どうなりたいか、


そこで、ここにいる意味はないな、と気付きました。

ここにいては、私は0に等しい。もっと自分に戻るために、する必要がある。


私は実家に帰りました。


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