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13/8/7

もう1度、やるしかなかった21の春

Image by Olia Gozha

震災のとき、ちょうど面接の準備をしていました。


3月11日のお昼過ぎ、私は準備をしていました。

またあの仕事(風俗)をしようとしていました。

やはり、家賃も払えず、毎日を暮らすのに罪悪感が半端なかったからです。


正直、待ち合わせの時間に起きてしまい、メールで、これから準備します、すみません!と送って準備をしていた最中…



すごく激しい揺れがあり、モノが倒れないように押さえていました。

そして時間がなかったので急いで準備しているとTVからすごい映像が続々と。

1000人、2000人と増えていく死者。

これは何を表しているんだろう、私にどんなメッセージが秘められているんだろう、とドキドキそわそわしましたが、約束してたので面接へいくため駅へ行きました。


すると、電車が止まり、携帯も電波が届かない状況でした。

その日は結局ずっと電車が止まっていて、次の日ようやく再開したようです。


残念だと思いながらメールをすると、また今度落ち着いたら、ということで終わりました。



すると、何日か後、別の人(おなじ会社の)から連絡があり、面接することになりました。


家は契約終わるので、その会社の寮に入ることになり、私は千葉の松戸から通い始めました。(いま思えば放射能が風に流されよくきているとTVで噂の場所です)


しかし、喋れないのは変わらなかったので、また痛い日々は来てしまいました。

寮の規則により、週5日の出勤だったので、余計にそれはすぐ来たのでしょう。


前回同様、楽しく充実していたものの、精神的にも身体的にも痛みからは逃れられず、結局今回も4ヶ月ほどでやめました。



そのあと、友人の家に一緒に住むという話でしたが、直感的にやめて、直前でネットで知り合った人と付き合うことにして、暮らし始めました。


ドタキャンのようなことをしたので、すごく責められましたが、自分の気持ちに正直になっただけなので、私は罪悪感を抱えながらも、やり過ごしました。


ですが、その約1年後に気付くのです。



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