【2013年、MTB全日本選手権DHIマスターズ】マシン選択の迷い

後編: 【2013年、MTB全日本選手権DHIマスターズ】ヘルメットが割れるほどの転倒

2013MTB全日本選手権

年に一度、日本で一番速いライダーを決める大会。今年は静岡県修善寺に有るサイクルスポーツセンターで開催されました。
今回が初開催となるコースは、地形的な標高差の少なさからペダリング重視のコースになると推測されていました。
それに対応するためにペダリングに適していると思われる29インチのバイク(29er)と通常のダウンヒルバイク(DH)の二台を用意し、事前に富士見パノラマで走り込みました。
また、スケジュールも今までと違い、日曜日が決勝になり、金曜日からの3日間がスケジュールとして使用出来ます。
ですので、金曜日をバイクを選択する日に当て、土日で結果を出そうと考えました。二週間前からダウンヒルバイクに乗るのを辞め、29erのみで走り込み、木曜日深夜、現地入りしました。

7月19日(金)

実際に現地入りしてみると、部分的にはかなりの斜度が有り、ペダリングセクションも下り気味に作られているので、思ったよりもスピードが出そうでした。また、ジャンプが作り込まれていて、今の技術では上手く走れそうに無いセクションもあり、プレッシャーを感じてしまいました。
今日、金曜日は29erで走り込み、最後に行われるエリートライダーのみのタイム計測であるタイムドセッションの結果を見て、バイクを最終決定するつもりです。いつものスキー場では無いので、リフトやゴンドラではなく、軽トラックの荷台に積み込まれてスタート地点へ向かいます。
一本目、二本目と続けて走り、ちょっと考え込んでしまいました。上手く走れないセクションがあるのです。
ダウンヒルバイクと29erではサスペンションのストローク量が違うのです。また、ダウンヒルバイクは重くなってもいいから強度を上げるように作られています。その差が安心感の違いとして感じられ、思い切っていけないセクションがあるのです。
今日は29erのみで行くつもりで居たのですが、このままコースが攻略出来ないのはレースにならない訳ですから悩みました。そして、予定を変更することにしてみます。積みっぱなしだったダウンヒルバイクを降ろし、組み立てます。そして走って見ると、一カ所はあっさりと攻略出来ました。もう一カ所はバイクのせいではなくメンタルが原因で上手く走れませんでした。
この時、迷いが生まれました。もう一度ダウンヒルバイクで走りましたが、印象はいいのです。29erではこちらが頑張ってバイクをサポートするようなセクションを、かなり無理をしてもバイクが支えてくれる。29erではない方がいいのではないか?でも高速セクションは29erの方が良いように思う。
随分考えましたが、タイムドセッションは29erで走ろうと決めたのだから、それは実行しよう。タイムドセッションのスタート地点へ、29erと一緒に登りました。

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【2013年、MTB全日本選手権DHIマスターズ】ヘルメットが割れるほどの転倒

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