ゲーマー野郎が一人アカペラでYouTubeの再生回数100万回、そして本気でグラミー賞をめざすまでの話 PART 6

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前編: ゲーマー野郎が一人アカペラでYouTubeの再生回数100万回、そして本気でグラミー賞をめざすまでの話 PART 5
後編: ゲーマー野郎が一人アカペラでYouTubeの再生回数100万回、そして本気でグラミー賞をめざすまでの話 PART 7

まず、相談

目標を設定したら、やるべきことが具体的にどんどん浮かんできました。でも、ちゃんと取捨選択しなきゃいけない。

グラミー賞が獲りたいということをいろんな人たちに相談していたら、

「実力はある程度あるんだから、あとはいろんな人に会うことが大事」という言葉を頂きました。そして、

「いろんな人に会ったときに渡せる、"デモテープ"みたいなのもあるほうがいい」という言葉も。

デモテープじゃなくてもいいけど、そういった、"名刺代わりの何か"を持って、いろんな人と会うことが大事であると。

もちろん自分の"オプション"は増やし続けながら。

歌を歌うだけよりも、ピアノが弾けたほうがいいし、作曲できたほうがいいですからね。


「人と会うことに重点は置きつつ、自分の"オプション"は増やしていく必要がある」という言葉は「倉木麻衣」の元ドラムの黒人の方にもらいました。

名前はマービン・レノアーさん。

この出会いは、音楽繋がりではないんです。

小学校の頃日本にいたとき、母親は日本語学校に行っていたのですが、

そのときのクラスメイトなんです。
びっくり過ぎる。
もっと早く紹介してくれ。

マービンさんは授業中、手でドラムの練習をするばかりで、また授業もあまり来てなかったらしく、日本語は全然上手くならなかったらしいです(笑)


なんにせよ、業界では有名な方みたいだったので、その方に是非相談したくて、母親が知り合いだということを知ったとき、すぐに紹介してくれと頼みました。

本当に良い助言をもらいました。

今考えるとこれがすでに"いろんな人に会う"ことのスタートであったように思います。

兵役に行く直前の話です。


さて、どうしようか。

まあ、デモテープ作るわなぁ。
でもデモテープでいきなりオリジナル曲作っても無名の人の曲なんて誰も聴いてくれないだろうし。そんな天才じゃないんだから、無名でも話題になるような、急に素晴らしい名曲がかけるわけもないだろうし。
やっぱり、せっかくアカペラをやってきたんだから、なんか、アカペラを使ったほうがいいよなぁ。

という感じ。

かつ、自分のアピール用なので、そうなるとアカペラグループではなく、

アカペラのすべてのパートを自分でやろう!と思いました。

自分一人の多重録音のアカペラだ!と。

ネットでは少しずつやられ始めていたもので(日本だと「全部俺」という表現でした)、そこからアイデアはいただきました。画面を分割した方法もYouTubeにいくつがあったので、そのアイデアも。

そのときはまだそれほど動画は無く、そのときの動画たちをみて、

「あ、これなら僕の方がうまくできそうだ」と思ったのです。

まだイキっていました。


選曲、分析、決断

まず一番重要な、"曲はなににしよう"というところ。考えに考え抜き、3曲作ることにしました。

1曲は誰でも知っている曲、もう1曲はミュージシャンが好きな曲。

で、3曲目は、本当はオリジナルがよかったのですが、まだまだ未熟な音楽的知識で書いた曲では3曲の中でクオリティーに差が出てしまうと思い、ほぼオリジナルとして聴いてもらえるような、マニアックなアカペラ曲をコピーすることにしました。

次に、目標がグラミー賞なので、グラミー賞を分析しなきゃいけないと思いました。

分析したところ、主要4部門と言われる部門で受賞してる曲たちの特徴として、
「カントリーミュージック」と、「根底にジャズの理論がうすーくあるポップス」がたくさん受賞していると思いました。

だから、編曲のことも含め、やっぱりジャズ理論を勉強しないといけないなと。楽器も何かやらなきゃいけないなーと。なので、兵役が終わったら、ジャズピアノとカントリーギターを始めることを"やることリスト"に入れました。 

作曲もできる方がいいので、作曲、打ち込みの勉強も"やることリスト"に入れました。

また、ボーカルはステージで一番前に立つ、いわば"バンドの顔"なので、動きもかっこよくないといけないなと思い、ダンスも始めることにしました。

そして何よりも、"ホンモノの音楽"を聴かないといけない、耳を成長させないといけない、良い音楽を判断できるようにならないといけない、と思ったので、学生最後の一年はそういう場所でアルバイトをしよう、と思いました。


みんなの読んで良かった!