2.当時のパソコン事情
当時の職場の端末(パソコン)は、123と入力すると、ロータスが起動するというDOSっぷりでした。
そして、一太郎とか花子が動いているのを見て、作り出されるものが私の求めるモノと乖離している、と感じました。
それに対して、AMIGAやATARI、Macintoshから作り出されるものはクールでした。あまりよく分かってなかったと思いますが感覚的に。
また、GUIを採用しており、なんというか、簡単なイメージがありました。先進的なイメージというよりカンタンというイメージが先行しました。
なにより、
「自宅でCGらしきものが作れるらしい」
というモチベーションが、私にこれらのマシンが欲しいとかき立てるのに充分な理由となっていました。
知人はATARIで、キューベースというMIDIシーケンスソフトを使って、作曲していると聞いて、
「これからは、あらゆるものがパソコンを使って創り出されるに違いない」
と確信したのです。
そして少ない情報を頼りに「MacPower(マックの専門情報誌)」とかをまず買ってみるのでした…。
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