教科書だけでは学べないこと
インターンシップ参加まで
私は、大学3年生。
中学3年生、高校3年生というと学校生活最後の1年ということで、
いろいろイベントがあったり思い出づくりであったり、印象深い時間を過ごしていたような気がする。
しかし大学3年生というと、大学生活に慣れっきってしまっていて、
あと1年で学生生活が終わるという切迫感もなく、変わりばえのない生活に浸っていた。
私は、3年間軽音部に所属し、コツコツと音楽活動をしてきた。
また、アルバイトも2年間勤め続け仕事を一人前にこなせるようにもなった。
学部の友達とは、暇があれば徹夜で遊んだり、旅行にもいった。
肝心の勉強は、教科書に沿って学習していれば単位は心配いらなかった。
満ち足りた生活を送ってきたわけではあるが
あぁ、なにかおもしろいことないかなー
という考えが、常に私の頭のなかではぐるぐる回っていたようだ。
あと1年で学生生活が終わるという切迫感もなく、変わりばえのない生活に浸っていた。
私は、3年間軽音部に所属し、コツコツと音楽活動をしてきた。
また、アルバイトも2年間勤め続け仕事を一人前にこなせるようにもなった。
学部の友達とは、暇があれば徹夜で遊んだり、旅行にもいった。
肝心の勉強は、教科書に沿って学習していれば単位は心配いらなかった。
満ち足りた生活を送ってきたわけではあるが
あぁ、なにかおもしろいことないかなー
という考えが、常に私の頭のなかではぐるぐる回っていたようだ。
そんな生活のなか、高校から仲の良かった友人に、議員インターンシップに参加しないかと誘われた。
突然の話だったが、暇を持て余していた私にとっては、
面白そうだし参加してみようかな程度の気楽さで参加を決めた。
インターンシップ参加して
人生ではじめてのインターンシップに毎回わくわくしながら活動へ向かう。
そこで、私をインターン生として受け入れてくれた議員とはじめて会話をした。
議員「なんでインターンシップに参加しようと思ったの?」
議員「政治に関することではどんなことが気になる?」
議員「将来は何になりたいのかな?」
あれ・・・ うまく答えれない・・・
というより、自分の考えがない・・・
自分がどうしたいとかそういうことをほとんど考えたことがなかった。
教科書(というか見本)に縛られていたせいで、自分で考えることをしてこなかったんだということに気づかされた。
このとき、この2か月間で
私は、なにがしたいんだろう?
私はどんなひとなんだろう? 私はどうなりたいんだろう?
これらの答えを導きだそうということも決意することになった。
それからは活動に対しての意識は高まったと思う。
実際に議員との活動をしてみると、それは新鮮と言えばよいのだろうか、
とにかく私にとても大きな刺激を与えてくれた。
大学では経験のできないこと。
この活動を通さなければ経験できないこと。
自分を成長させてくれること。
教科書だけで勉強してきてもわからなかったことが、
この2カ月でたくさん私の体に染み込んだように思える。
この期間はあっという間ではあったが、教科書に載っていることだけを勉強してきた3年間を、
上回るといってもいいような大きな経験を得ることができたと言っても過言ではない。
大学生活のなかで「楽しい」ことを見つけるのはとても簡単。
しかし、大学のなかで、「自らを変えてくれる」ことを見つけるのはとても難しいことだと思う。
それを見つけることができたのは、本当に誇れることなのでしょう。
著者の浅野 大成さんに人生相談を申込む
著者の浅野 大成さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます