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13/11/14

なぜか見ず知らずの欧米系ハーフ美女と一つ屋根の下二人で生活することに(現在進行形)1

Image by Olia Gozha

2013年11月3日にフィリピンに到着し、マニラから夜行バスでバギオに来た。


フィリピン到着前、以前現地に滞在していた時に知り合ったフィリピン人女性複数に家に泊めてもらえないか連絡、フィリピン人は他人を家に招き入れることに対して抵抗があまりないため誰か泊めてくれるだろうと腹をくくっていた。この倫理観の無さが今回奇跡的な状況を生み出した。


連絡した女性の内の一人Aが、私の家には泊まれないが友人Lの家に空きの部屋がありAもよく泊まりに行くからそこに住むのはどうかと紹介してくれた。当初はAもL宅に引っ越して3人で暮らすつもりだったのでLも快く了解してくれた。


だが、土壇場でAの親が家を出てLの家に泊まることを許可せず、急遽AはL宅に越してくることができなくなった。


その時私は既にLの家に到着しており、困惑するL。だが一度引き受けた手前断るのも気が引けたのだろう、結局我々は2人で暮らすことになった。


後程聞いた話なのだが、L宅の近くで工事をしているあるフィリピン人男性がLが一人で暮らしていることに気付き度々遠くから家を覗くようになったという。身の危険を感じていたLはセキュリティ面で利が生まれるということで私を受け入れてくれたという。


このL、かなり変わった経歴を持っている。Lはスペイン人の母親とポルトガル人とスペイン人のハーフである父親の間に生まれ、フィリピンで幼少期を迎えたためL自身はフィリピン人国籍だという。小中高はカナダで過ごし、両親がアメリカに転勤になったことを機に持ち家のあるフィリピンに戻りここバギオの大学に通うことになったという。なんとも複雑である。


もちろんハーフかわいい説の例に漏れず、彼女はかわいい。そんなLに好きなタイプはいるかと聞いた時、嵐の桜井翔はクールだと答えた。それは同じ日本人の君も彼氏として可能性あるよと暗示しているようであったが、もちろん真相はまだわからない。


ただ、日々Lを女性として意識せざるを得ない状況にあるのは確かである。それは家の構造のせいでもある。入り口のドアをを開けると大きなリビング(キッチン併設)があり、奥に2つの寝室、シャワールームがくっついている1階建ての造りである。なので家に帰ると部屋着のLがくつろいでおり、そしてリビングから見える彼女の部屋にほしてある下着...童貞的発言ではあるが、見ず知らずの女性のプライベートを垣間見ることはなかなかないのでとても刺激が強い。


この生活がどう進展していくか私自身非常に楽しみなので、その楽しみをこれからここに記録として残していきたい。


そして11月16日、今週の土曜日にこの関係が進展しそうなイベントがある。バギオからバスで1時間程のところにあるロニオンのサンフェルナンドで開催されるファッションショーにモデルとしてLが出演するらしく、見に来ないかと誘われたのである。この街は実は私が以前結婚を考えていた元彼女の住む場所であり、何かよからぬ事が起こるのではないかと今から変な胸騒ぎがしている。

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