終わりを終わりにしなかったらハッピー"エンド"を迎えた話

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例外として例外なく





夏のインターハイ。冬の選手権。
高校サッカーの世界にはこの2つの全国大会があって、
そこは誰しもがそのピッチに立ってプレーすることを願うの舞台。

だけれども忘れてはならないのは、
そこは夢の大会であると同時に「区切り」の舞台。
「区切り」とはつまるところ言ってしまえば「終わり」
高校生活をサッカーに費やしてきた人たちにとって、
夢の舞台は終わりの舞台でもあるということ。

だけれどもだけれどもここで動かない事実を一つ。
全国の舞台への切符を手にすることができるのは
本当にほんの一握りの高校だけである。

そしてそこから導き出されることは、
夢の舞台というものは沢山の高校生の終わりの上に成り立っているということ。

そんな小さな終わりの中には僕の終わりも含まれていて、
この終わりは誰であろうともちろん例外ではなくついてくるものだけれど、

少し違うのは、僕は、例外として、例外なく終わりを迎えた。


そんな物語を、綴ろうと思います。

僕にとっての終わり


僕の高校には、普通科と体育科の2学科がある部活が盛んな高校で、
どちらの学科も部活に入らなければならない規則があるけれど、
普通科は特に、大学受験へ向けた勉強をしなければならないから、
たいていは部活をするのは夏までで、秋がくれば受験街道まっしぐら。

ちなみにちなみに僕は、普通科。そしてサッカー部。

だから、僕にとって夏のインターハイこそが「終わり」であり「区切り」
当然、集大成に向ける気持ちは大きいから、本当に気合が入っていた...

わけではない。

みんなの読んで良かった!