高校2年生で突然難病にかかり、脾臓を摘出するまでの話①

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私は高校生までは特に大きな病気はしたことがありませんでした。


しかしある日病魔はなんの前触れもなく、私の元へ突然やって来たのです。


原因不明の病気にかかる。


その日は、風邪で学校を休んでました。

夜19時頃鼻血が出て、すぐ止まるだろうと思い鼻にティッシュを詰めていました。


5分後、そろそろ止まったかなぁと思ってティッシュをとると


ツー…とまた血が。


10分経っても、20分たっても鼻血は止まりませんでした。


30分ほどたっても中々止まらないので

おかしく思った母が、夜間診療に連れて行ってくれました。


病院までは25分くらい。


向っている途中に鼻血は止まりました。


止まるまで40分近くかかったと思います。


病院で診療してもらうと、ひざに小さい打ち身の様なものが幾つかありました。


総合病院で精密検査を勧められ、紹介状をもらいました。


翌日、母と一緒に総合病院へ。


私は検査が終わると学校に行く気満々で制服で病院へ行きました。


胸の中心あたりにある、骨髄からの採血。


グッて太い針を押し込まれた感じがして、相当痛かったです。


検査が終わると、そのまま入院することになりました。


骨髄の検査で調べたのは血小板の数値。


普通13万〜20万ほどある血小板の数値が私は3千しからなかったのです。


この数値は【血小板が無いに等しい】

みたいでした。


病名は【特発性血小板減少性紫斑病】

というものでした。
ITPとも呼ばれています。

年間発症率は10万人に2人、原因不明で難病に指定されています。

きっと対した事ないだろうと思っていたので本当にとてもショックでした。

その日からプレドニンという強い薬を10錠飲むことになり。

副作用に悩まされました。

プレドニンの副作用
・食欲増進
・むくみ
・ムーンフェイス(顔が丸くなります)

高校の時は特に痩せてもいなく、太ってもいなかったのですが
顔だけがだんだん丸くなっていき、嫌で嫌で仕方なかったです。

ガンマグロブリンという点滴を1日8本
。それを4日間。
私の体には合計32本もの点滴がうたれました。

それでもあまり血小板も増えず、入院してから2週間経って一度退院して通院することになりました。


つづく





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