精神科看護師として働いていた時の衝撃的事件簿①辛い時にこそ面白がろう!

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[面白がる:辛い状況を乗り越えるためにする人間の高度な自我防衛行動。]
辛い状況であればあるほど面白がるのは大事です。
これは俺が精神科看護師として働いていたころの話。
今までむちゃくちゃな患者にぶち切れることは星の数ほどありました。
しかしある時からぶちきれそうになる時、心の反応に変化が出てきました。
先日ものすごく精神状態が悪く、救急隊員に四肢抑制されながら入院してきた患者さんが来ました。
その患者はとっても不安が強く混乱状態であったため、すぐに保護室に入院しました。

保護室:精神科病棟におけるICU(集中治療室)みたいなもの]
室内には周囲の刺激を避けるためベットとトイレと窓しかない。
内側からは自動ロックで扉が開かないので、スタッフが積極的に訪室して閉塞感や不安感を感じないように配慮しなくてはいけない。
急性期の患者に治療上もっとも重要なスペースだ。
保護室はスタッフと患者の間で数々のドラマを生んできました。
毎日ドラマでいっぱいです。

そんなある日の夜勤でした。
やはり保護室に入ったまだ落ち着かない患者さんへのケアが中心となりました。
スタッフに安心感を抱けるよう、接近の距離や言葉一つ一つに気を配り関わりました。

患者さんは夜間ぐっすり眠り、そして朝になりました。
もちろん我々は夜勤なので寝てません。
朝方の看護師はみんな軽くハイです。
眠気と疲れが溜まりちょっとしたことでむかつきやすいと共に、妙にテンションが高かったりします。
そして昨日も素敵な事件がありました。
朝ご飯を患者さんの所に持って行くが、保護室の患者さんは食事に集中できません。
せめて牛乳だけでもと牛乳の口を開けて飲ませようとした時、あろうことか患者はキラリと眼光するどく、一瞬で牛乳を奪い取り、俺の頭に気持ちよさそうにかけてきました・・・
うーわーぁぁぁ・・・
スローモーションが流れました。
久しぶりにかけられたぁぁぁ・・・でも牛乳は初めてだぁぁぁ・・・
もちろん患者さんを怒るわけにはいきません。
患者は不安感が強く混乱状態のためしたことです。
やり場のない気持ちの中、俺はこの時面白がってました。
牛乳かけられるのなんて初めてだぁぁぁ・・・こんなこと日常じゃあ絶対体験できないぞぉぉぉ・・・

なんだかすげー体験しちゃったぞぉぉぉ・・・おもしれェェェ・・・
牛乳で身体も臭くなり、髪がぱさぱさになりながらも俺は帰るまで楽しんでました。
こんなこともありました。
ある日朝方保護室に入るとそこはうんこの海だった・・・
・・・ありえねえ・・・
・・・いや、これは絶対ありえねえ・・・
頭ハイで朝から清掃と便の始末してると、このうんこやろう!とか内心毒付きながら、
このうんこやろうのくその始末してる俺ってうんこ以下。いやうんこを始末てるからうんこバスター?いやうんこマスターだ

と訳解らん思考となり、自分にニックネームとか考えてます。
夜勤の朝って怖いです・・・
でも、危機的状況を面白がれる時仕事が楽しくなります。
すげー体験してるよ俺。
人に自慢できるよ、いや自慢できることか?
声を大にして皆に伝えたい。
みなさーん、しんどい時こそ思いっきり面白がりましょうー!でも、もううんこは嫌ー!!(涙)

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