母を自宅で看取り天涯孤独になった瞬間の話。⑬ エピローグ 前編

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前編: 母を自宅で看取り天涯孤独になった瞬間の話。⑫ 別れ、そして支え
後編: 母を自宅で看取り天涯孤独になった瞬間の話。⑭ エピローグ 完結編

エピローグ・1(2003年9月12日~20日) 「陽の光や風となりて」


あれからもう何日たっただろう。
あまりにもあっという間であり、あまりにも長い1週間だった。
沢山の仕事があって、ばたばたしてる内に時が過ぎていった。
沢山のドラマがあったが、忙しさの中で忘れていってしまう。

本当に色々あった。
沢山の人に会った。
人のつながりをきちんと整理するというのは、こんなにも多くの人と出会わなくてはならないのかと感じる。
どんな時もどこへでもヒロはついてきてくれた。
ここ1週間ほぼ24時間一緒にいてくれる。
挨拶回りも、役所関係に行く時も、家を引き払う整理や掃除も全て一緒にやってくれた。
自分に兄弟はいないが、間違いなく兄弟以上のことを彼はしてくれている。
どんなに頼もしいか、どんなに救われるか。
本当にかける言葉もない。
ありがとう。
母が死んで3日目の朝。
シャワーを浴びながら最後に母と見たTVから流れてた歌を口ずさんでいた。
「somewhere over the rainbow」

みんなの読んで良かった!