僕がハンターになったわけ~銃社会ではない日本で、銃を持つということ~

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2013年7月下旬に狩猟免許の講習を受け始め、2014年1月下旬に、ようやく狩猟免許と銃所持許可の両方を手にすることができました。

全ての手続きを終え、警察署から帰る途中

ここまでの道のりは半年以上。
長かった…
手に入れた狩猟免許、銃の所持許可証

My 猟銃(散弾銃)。

これらは誰でも気軽に取れるという資格では無く、狩猟免許と銃所持許可を取得するだけで8万強。それに銃を購入したり、付属品を揃えたりすると、合計で25万は下らない。

幸いにも、僕のいる山形県や鶴岡市で補助金があったり、元々狩猟をしていた地元の人に譲ってもらったりして、金銭的な負担はかなり助けてもらいました。

ありがたい限り…。

晴れて、猟銃を持つことを国からも認められたわけですが、銃や狩猟免許を所持し、狩猟を続けるのも結構大変なんです。

毎年猟期に入る前に狩猟者登録をするのですが、狩猟者登録として毎年18,000円かかるし、猟友会に入れば保険込みでプラス15,000円くらいかかる。

更に、自動車免許更新のように銃も更新が必要で、3回目の誕生日ごとに一丁につき20,000円ほどかかる。
社会的責任も、金銭的な負担も大きいし、猟場にいけば獲物が取れるなんて簡単なモノではない。現代では毛皮やジビエの肉を販売することも難しくなっていて、狩猟で稼いでいる人など極わずかだということも事実。

この免許を持ったからといってスグに生活を支える糧にはなり得ないし、今まで狩猟に感心のなかった僕がなぜ、そこまでしてハンターになったのかについて少し話してみたいと思います。

銃社会なんて遠いお国のお話。世界一安全な国、日本

一般人が猟銃を持てるようになるまで、金銭的にも時間的にもこんなにも苦労するのは、日本が世界一と言えるほど治安の良い国だからかもしれません。

夕方のニュースを見れば、死亡事故や殺人事件が連日報道されていますが、フィリピンやタイに行ってきた自分からすれば日本ははるかに安全な国。
フィリピンに留学していた時なんて、ルームメイトはストリートチルドレンからスリに合うし、近所のバーは夜中に強盗に襲われ、窓ガラスがバリバリに割られていた。
スーパーの警備員はショットガンを普通に持っているし、更にはスーパーの中にショットガンが2万円程で売っている…セブ島のコロンストリートというところは地元の人が通う激安商店街であるが、拳銃を隠し持っている人もゴロゴロいると聞いた。

カルチャーショックなんてレベルの話では無く、日本からの旅行者や留学者もまた身の危険を感じざるを得ない現実がそこにある。

そんなところでの一ヶ月滞在を終えて成田空港に降り立った時、空港にいる警察の数が尋常じゃなく多くて「日本は守られているなぁ~」と素直に感じた。

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