第2話 不思議な力【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】

前編: 第1話あーすじぷしー【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】
後編: 第3話 絶対見てはいけないもの。【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】



子供の頃のこと、覚えてる?





子供の頃、例えば親戚のおじさんなんかに「なんかこの人嫌だなぁ〜」と思って近寄らなかったり、

よく人のいないとこに手振ってたわよあんた!なんてお母さんに言われたり、


そうゆうことは誰しも少なからずあったと思う。


今思うと勘違いかなぁ〜と思うかもしれないけど、

でも子供の頃は多分今より勘がするどかったし、感覚が敏感だったんだと思う。



今そんなことをしたら

変なやつ!とかスピリチュアルだね〜!

とか言われるかもしれないけど、


子供の頃は目に見えないこともちゃんと大事にしてた。


私とnahoはそうゆう感覚が少し強かったと思う。

双子というのもあって二人で居ることであんまり衰えなかったのかもしれない。




"永遠あいこ"はテレパシー?




小さい頃は双子二人で"永遠あいこ"というのができた。

これはその名の通りじゃんけんを永遠にあいこにし続けれるというもの。



よく大人から「永遠あいこやって〜」と言われると、

こっそり影で


maho
じゃあどっちが読む??
naho
じゃあ私はだし続けるから、なっちゃんが読んで!


と、どっちが相手の出す手を"読む"か決めていた。



そして、"読む"方はひたすら相手の出す手を読み続ける。



今思うとテレパシー?みたいなものだったのかなぁ?と思う。

だけどあの時は、当たり前に"分かった"ことだった。

出来ないなんて思わなかったし、何より自分の感覚を100%信じていた。




幽霊やおばけもいた小さい頃




幽霊とかおばけと言われるものもよく見ていた。

犬のおばけに背中をちょこちょこと歩かれたこともあるし、

死んだひいおじいちゃんに会えたこともある。

ベットに押し付けられて生首を見たことも。。


とにかく面白い体験やとっても怖い体験色々ある。

それは23歳まで続いて、量子力学という物理学を自分で勉強したらさっぱり見なくなった。

今はたま〜に目が合う程度。見たら久しぶりすぎてとてもびっくりするくらい。


だけどおかげで目に見えないから存在しないという感覚からは今も昔もズレている。



世界がもっとカラフルだった。




小さい頃ずっと色の世界にいたと思う。

音や人、場所に色がついて見えていたのだ。


これは共感覚と言って五感の壁が低く、感覚がゴッチャになってるらしい。

子供の頃このような感覚の子は多いらしい。(【「不安」と「希望」の色】)


そのおかげで、いつも世界がだった。

テレビからは赤と黄色い箱が向かってくるし、

ドアから出て来たパステルの色のジャングルに飲み込まれたり、

よく行く本屋さんはBGMのおかげでいつも青かった。



そして人はでとても綺麗だった。

みんな違うとっても独自のその人だけの色を持つ。そう、どんな人でも。



小さい頃、何の疑いもないまま目に見えないことも大事にしていたと思う。

それはおばけや色だけじゃなくて、自分のココロや感覚といったことも。

そしてなにより毎日がキラキラしていた。


大人になるにつれ生きる事に必死で、目に見えない事は大切ではなくなってきた




だけど、大人になるにつれそんな感覚もなくなってきた。

なくなったというより、大事にできなくなったんだと思う。



お金のこと、就職のこと、仕事のこと、人間関係のこと.....

私たちは明日や一ヶ月後のこと、将来のことを考えることに必死で、

今を楽しむこと、感じることを忘れてしまったから。


それが人生で一番大切なのに。


心を大切にできない理由に"しかたない"なんてなかったはずなのに。



2人別々の道へ。






だけど人生は進んで行く。

考えて止まってる時間はないのだ!という風に駆け足で。



そして私は高校を卒業し、小学校から夢だったデザイナーになるために

服の専門学校行くことになった。

なほは大学のデザイン科へ進学した。



双子で始めての別々の一人暮らしだった。


そしてその時もう子供の頃なんてすっかり忘れてしまっていた。







続きのストーリーはこちら!

第3話 絶対見てはいけないもの。【少し不思議な力を持った双子の姉妹が、600ドルとアメリカまでの片道切符だけを持って、"人生をかけた実験の旅"に出たおはなし】

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