18歳から陶芸の仕事を始めて、営業、経理、運送、個展、陶芸教室教師を勤めて来た話 #3
仕事を始めてから気が付いたのですが、
学校の勉強は、仕事には役立たないことも多いですね。
私は、公立の高校を卒業していまして、
(高校三年の12月から、高校には行ってなかったのですが、
担任の先生が卒業の手続きをとってくださいました)
いわゆる進学クラスの生徒でした。
偏差値は、高かったほうですね。
最高記録は、偏差値72。
しかし、学問は、陶芸の仕事では殆ど役立たなかったのです。
なので、基礎からみっちり修業していきました。
第一難関は、土練りです。
毎日毎日土を練っていました。
以前も書きましたが、土練りをマスターするには
3年以上かかるのが一般的です。
いやあ、社長や陶芸教室の生徒さんにしごかれましたねえ。
日展作家の吉田さんや、教え上手なグラサンのおじさん、
他にも沢山の諸先輩方が、指導してくださいました。
お陰様で、めきめき上達していきましたね。
社長の指導は、一番重要な陶芸指導でした。
粘土を練る修業は、第一段階としては
凄まじく良い経験になりました。
やり続けていく内に、粘土が私の学校頭を、練って柔らかくしてくださいました。
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