熊本の祖母が、上京して一年を迎えて帰郷した私に教えてくれたこと

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2013年2月22日。

私は二十年余生まれ育った熊本を背に、上京した。
背中に投げかかる声は、その多くが反対する意見だった。
無理も無い。
私は何の予定も、住む場所も、仕事も決めずに上京しようとしていたからだ。
何かから逃げていた訳でもない。
ただただ直感である。根拠のない自身だけがそこにはあった。

熊本の親友たちは
熊本にまだおってよー。行かんでばい。
と私を引き止めた。

母は
まーくん、仕事はどうすっとね?どこに住むと?
と不安がった。

父は
東京を舐めるな!!
と怒鳴った。



そんな中、特別一番私が上京する際に気持ちを揺さぶったのは
祖母だった。
祖母は

行くなら行けばよか。わたしは知らん。

賛成でも反対でもないその無関心な態度が
本当に冷たく感じ、予想外のことに憤りも感じていた。





東京で当ても無くさまよい

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