忘れた頃に警察はやってくる

1 / 2 ページ

後編: 忘れた頃に警察はやってくるPart2

忘れたころに、ほんとうに見計らったかのようなタイミングで警察はやってくる。

とりま、チラ裏だと思って、メシウマ感覚で楽しんでもらえたら幸いですw



私は、今からちょうど一年半くらい前に、ほんの出来心で、インターネットの簡易の出会い系の掲示板に「17歳のまゆな(実際の名前とは異なります)です☆ ホ別5万で生で中出しさせてあげる☆」と書き込みました。

書き込んだのは、夏。夏休み真っ盛りの八月でした。

当時の私はまだ17歳。

タバコを好奇心で吸い始め、味も分からないセブンスター吸ってる自分カッコいいと思っていた時でした。


書き込みから二か月後。

十月のある日、前日、携帯でネットサーフィンしながら夜更かしをしていたおかげで

ぐっすりと深い眠りに落ちていた私は母にたたき起こされました。

時刻は午前七時。

かなりせっぱつまった声色で、

「まゆな!! 起きて起きて! ケーサツの人が来てる!!!!!!」と、

私の体を揺さぶりました。

その声と同時に――私の部屋は二階にあるのですが――階段を、『複数の他人』が上がってくる音がしました。

私は、びっくりして、襖をあけ、部屋を出ました。


実は、母に「ケーサツが来てる」と言われた時点で、「あの書き込みのことか!」と思いました。

掲示板にそういった書き込みをした直後は、まさかこれが法に触れることだとは思ってもいませんでした。

ただ、掲示板の書き込みと共にメールアドレスも載せていたので、何人ものスケベな男達から冷やかしのメールが届いて、男の中の一人が、「あの書き込みは消した方がいいですよ。警察が見張ってるから」と、メッセージをくれました。

私は、まさかな、と思いながらもインターネットで検索しました。

すると、いろいろと、出会い系にしょーもないエロい書き込みをして捕まった中学生とか、すでに書き込んでしまって警察がいつ来るのか怯えている人の相談などが目に飛び込んできました。


これは、ヤバいんじゃないか……?


一瞬焦りました。

だけど、パスワードを忘れてしまい、メッセージを消すことができず、諦めて、

まぁ、まさか。来ないよね、私、そこまで運悪くないし、警察だってお仕事をたくさん抱えているんだからと、次第にのんきに構えるようになり、一か月後には書き込んだことなんてすっかり忘れていました。


そして、忘れたころに、五人、刑事さんが家に来ました。

寝間着姿で、髪もぼさぼさ、超不細工な私に、五人の刑事の中で紅一点の女刑事さんが、「おはよう」と挨拶をしてくれました。

私は、「おはようございます」と返しました。わけがわからないままに。

刑事さんが五人とも部屋に入ってきて(まるで自分か祖父母の家に上がるみたいな感覚で)、刑事の中の一人が、

「わかるよね?」

と言いました。

半笑いでしたが、眼光は鋭かったです。他の刑事さんも同様です。

眼力だけで、人の一人や二人は殺せそうな感じでした。

さすがは国家権力。格が違いますネ。


で、私は多分、「はい」と答えたか頷いたと思います。

その半笑いのオジサンは、

みんなの読んで良かった!