家電量販店での携帯販売のアルバイトってこんなものなの!? 鬼軍曹編
やあ諸君、今日もいい天気だね!
といって現れたのはいかにも体育系な男だった。
まーどうせ、どっかの販売員だろう、着ているベストの色周りと違うし...
ってよく見たら俺と同じベストだった。
あれだ、自分が見えていなかった状態であった。
よくある、頭の上の眼鏡を懸命に探している状況。自分の体に身につけているものはなかなか見えない。といってもまさかの俺と同じ。
聞くところによると、やつが鬼軍曹。つまり鬼軍曹だそうだ。
噂によると、『理不尽なことでは怒らない』
と聞いたので、若干ビビりながらも仕事を続けていた。
しかし、鬼軍曹が俺の事を見つけて、ドカドカと近寄ってきた。
といってブチギレられた。
この時の俺
超ださい
理不尽な事で怒らないと定評のある鬼軍曹だが
どうやらそれは、自分が理不尽だと感じれば怒る、
つまりパラメーターは鬼軍曹が持っている。
という訳のわからないシステムであった。
次の週出勤したところ、鬼軍曹がまたいた。
とりあえずスルーしながらも、見事に捕まった!
ただの気まぐれかよこいつ〜〜
挙げ句の果てに俺の事忘れてるしww
と言って何とも言えない笑みを浮かべながら、仕事に戻った。
結論を言うと、鬼軍曹ってのは非常に迷惑な名前であり
LINEのIDの交換を求められ渋々交換したら、
鬼軍曹
と出てきた。
自負してんのかよ〜〜
いろいろとアイタタな人だった。
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結局仕事の量はそうでもなかったが、自分に向いていなかったのと大学の課題、仕事量が増え、僕は退職した。
結論としては、鬼軍曹はどうでも良くないが、どうでもよくて。
数点学んだ事があるのでお伝えしたい。
1.家電量販店では店員さんは店員さんという程親切ではない実態を見た部分がある
2.携帯電話は売りつけられる
3.リサーチしてから行かないと気づいたらいろいろなセットをつけられる
などね。
個人的に売る側でもあったのだが、良心なんてものはかけらも存在しない。
ニコニコスマイルで攻撃していくだけである。
僕にとって携帯販売@某家電量販店の経験は今でも健在だ。
料金表を知り尽くして(鬼軍曹のおかげではない)
トーク術も上がり。良い事もあった。
ただ、僕には合わなかった。
時給もそこそこいいが、それだけの対価を得る事になる。
興味がある人はやってみてもいいかもしれない!
鬼軍曹、あんたまだ俺のLINEの中にいたよ。
そろそろ消そうかな。
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