世界を考える① 〜社会人留学生として〜

今、アメリカのWest Virginia Universityにて勉強中。
社会人留学生なう。つまりは企業に所属しながら研修で大学に行かせてもらっているという状態。実はこのストーリーのタイトルを作った時は、社会人として世界を意識したこと、を書こうとしてたものの、せっかくなのでこちらでの体験記も兼ねて。
中学3年の時にほんの数週間オーストラリアにホームステイして以来なので、28歳にして新しい発見をたくさんします。もともと中学、高校でインターナショナルスクール出身のはずが、英語がいまいちです。いや、厳密にいうといまいち以下です。ある程度、異文化理解、という点では身を以て学んだはずですが、海外での生活は初めてです。
ということで1st weekを終えての発見から。

①女子中学生の休日ハイキングというチョイス。


Coopers Rockという場所へ、慣れもしないハイキングに行った際、14、15歳くらいの女子中学生3人組とすれ違いました。もちろん、挨拶は当然のことながら、ご機嫌いかが?とする訳ですが、よく考えたら、日本で、
「今週土曜、あの山にハイキングでも行く?」
って言う会話になるのか?と思ったわけです。たぶん、多くの場合、今日はあの山ハイキング行こう、とは言わない気がする。特に今の時代は。日本の中学生の中で、友達同士でハイキング行こうっていう選択肢を選ぶ時が、来るのか来ないのか。
そして、そもそも
「どのルートが良いですか?」
と知らない人には、尚更、聞いてこないし、喋ってこない気がします、日本だと。
自然が多い、West Virginiaならではなのか、それともこれが文化なのかはわかりません。ただすれ違う度に誰に対しても挨拶するのは非常に良い事だと思います。しっかりと道を譲りあって。
驚き=女子中学生の休日の過ごし方の選択にハイキングが普通にあること。
※一番の驚きは、自分がハイキングとかをやっているということ・・・でもある。

②サウジアラビアやクウェートからの学生とともに。


お世話になってるこの大学、異様なくらいアジア、特にサウジアラビアやクウェートといった中東からの留学生が多いです。彼らは英語のプログラムで英語の力を付け、TOEFLで一定の点数を取れば、そのままWest Virginia Universityに入るらしいです。
非常にまじめでsmartだと感じる部分も多くて、若い人で17歳、平均でも20歳くらいです。一方で、時間に対する意識は異様に低かったり、アラビア語が飛び交います。僕が居るクラスは上のクラスではあるものの、ほぼサウジアラビアやオマーン、クウェートからの学生で埋め尽くされてます。24人くらい居てて、21人がそうです。残りは日本人2人とブラジル人1人。
サウジアラビアの場合は政府が学生の支援をしてるみたいで、それはそれで素晴らしい事だと思います。多くの場合、1年から2年くらいIEPというプログラムを受けてから、大学に行くみたいです。
彼らの多くは非常にサッカーが好き。やはり、ここにきて、サッカーは万国共通の言語になっていると感じました。特にドイツのチームが人気だったり、状況自体は日本とあまり変わらないかもしれないです。
何よりも感じる事は、同じ言語、つまりアラビア語による仲間意識、共通意識の強さは相当強いと思います。もちろん、入学してから既に数ヶ月が経って居る人たちも多いので顔見知り、ではあるかもしれないですが、それ以上に、また国を跨いでもアラビア語における仲間意識の高さは驚きます。

③パーティが多い

8月17日に着いて、BBQやパーティなるものが、圧倒的に多いです。たった1週間くらいで、細かいのも入れて5回。すごいですね。よく集まります。そしてよく食べて、よく話します。色々な人と話す良い機会となります。色々なフードを持ち寄ってBBQをしたり、上の写真にもアイスクリームパーティなど。
そして何と言ってもこの、West Virginia Univ.はアメリカ一のパーティスクールということで、これから色々なイベントがあるようです。
どうなるのでしょうか。


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