ドアパンチの修理代を全額支払って貰えなかったので少額訴訟してみた(08)

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必要な書類の準備も完了し、裁判所へ訴状の提出へ向かいました。


少額訴訟では相手側の居住地域の簡易裁判所が管轄となりますが、今回は交通事故なので、事故現場を管轄する簡易裁判所に提出をします。前者よりも自宅から近いため少しだけ助かりました。窓口で少額訴訟の手続きをしたい旨を告げると、訴状を手渡され記入方法などの説明を受けました。


訴状は準備した下書きを元にその場で記入して、証拠となる書面と一緒に提出。訴訟費用は請求金額により変わりますが今回は千円の収入印紙が必要になります。他に連絡用の切手を納める必要があるのですが裁判所により違いがあるそうで、その場で必要な切手の種類と枚数を書いた紙を貰えるので、書かれているとおりに郵便局で購入してくる必要がありました。今回は5千円弱でした。


今後の流れは、審理の日程が確定すると電話で日時が伝えられるので「何月何日何時に出頭します」という期日請書を送付します(今回はFAXでも大丈夫でした)。「いついつ出頭しなさい」という書面が送られてくるのかと思っていましたが、逆でした。審理の日程は2〜3ヶ月後くらいとのことでした。


トータル2時間弱ほどで終了。訴状を記入して持ってきていればもっと早かったと思いますが、人生で初めての裁判所での手続きは思っていたよりすんなり完了しました。記念に裁判所の看板を写真に撮っておきました。


次に気になるのは内容証明の時と同じく、相手側のリアクションです。内容証明の時は予想外に返答が有りましたが、訴訟に対してどのような反応をしてくるのか?ベストは相手側が少額訴訟を受けて審理の場に出てくること。ワーストは少額訴訟を不服として通常訴訟を希望すること。通常訴訟となるのが最悪なのは、勝てる見込みが無いからではなく手続き等がもっと大変になって更に時間も掛かるからです。後は、完全にノーリアクションで審理の場に出てこないという可能性もありましたが、結果的には内容証明の時と同じく、相手側から答弁書が届きました。

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